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長原 大衆酒場「鳥厚」

居酒屋探偵DAITENの生活 第76回   2008年2月19日(火) 【地域別】  【時間順】



長原 大衆酒場「鳥厚」

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 前回は焼きとん酒場「とんde目黒」という、どこか外食産業的な店を紹介した後なので、古典酒場好きとしては、やはりローカルな店に戻りたいのである。今回は、以前から存在は知っていたが機会が無くて入らずにいた店、東急池上線長原徒歩1分の場所にある焼き鳥と鳥料理の店、大衆酒場「鳥厚」である。

 長原駅改札を出たら、左方向に歩き、すぐに寿司店の角を左に曲がる。右に中華料理店、左に和食ダイニングの店、右にチェーン系焼き鳥店などを見ながら歩くと、左手に赤提灯が見える。赤提灯には「鳥厚」と書いてある。大きめの暖簾をくぐる。「下三分の一が曇りガラスになった大衆酒場らしい引き戸」に手をかけようとすると、それは以外にも自動ドアであった。「自動」と書かれたラバー製の押しボタンを押して中に入る。

 中に入ると左手にカウンター席の前に丸椅子が7脚、手前に予備の丸椅子2脚が置かれている。カウンターの上に材料の入った横長の冷蔵ケースがのっている。その向こうが調理場である。調理場にはまだ比較的若いマスターらしき男性が1人。カウンター席中央にお年寄りのお客さんが1人座っている。カウンター席の背後は壁。奥の方はかなり広い座敷席になっている。トイレに立った時に覗いてみると、20人以上は座れる座敷であった。

 まずは、ホッピー(350円)を氷なしでお願いする。「ちょっと待ってくださいね」と言ってマスターが外に出てゆく。ホッピー瓶を取りに行ったらしい。たしかに、最近の冷え込みはホッピーを冷蔵庫で冷やす必要がないほどであろう。 この店のホッピーは、ジョッキに瓶はついて来ない。あらかじめ奥で作って持ってくる出し方である。氷を断ったので、生ビールの中ジョッキに8分目ほどの量。これは、ちょっと興ざめする点ではある。氷なしという注文をあまり想定していないのであろう。

 ここは焼き鳥の店である。まずは、焼き鳥、つくね、鳥皮 を1本づつ、めずらしくすべてタレでお願いする。どれも1本90円である。
 しばらくして、ガテン系の大柄な男性が4人登場。奥の座敷に向かって次々に入ってゆく。全員常連さんのようである。
 焼き物がやってきた。タレが少し甘めである。鳥皮は噂通りにおいしかった。特に厚い部分の鳥皮を使っているようである。「鳥厚という店名は、ここから来たのか」等と勝手に思い、独り笑ってしまう。

 次に、頼んだのはハイサワー(300円)である。つまみはニラ玉焼(450円)。「中国産毒入り餃子問題」が起きた為に国産のニラがだいぶ高くなっているらしい。しかし、ニラは多めに入っていた。どこの大衆居酒屋さんも仕入れがたいへんであろう。
 鍋料理もある。タラ、かき、キムチ が各980円。 湯豆腐は680円である。

 ここで、常連客らしき男性が飛び込むように入ってきた。入ってきて席に座らないうちに、いきなり忙しそうなマスターに話しかける。「大将」とマスターの事を呼んでいる。話題はボーリングである。マスターが道具選びなど、ボーリングの指南をする。「大将」はボーリングが得意技らしい。

 お店の従業員の女性がやってきた。これでマスターは少し楽になるに違いない。不思議に安心する私がいる。しかし、また4人組の男性客が入ってきた。奥の座敷に行く。ずっと、マスターに話しかけ続けるボーリング好きの常連。的確にアドバイスをしながら手を休めず調理を続ける「大将」。そこへ、次の常連の方が入ってきて、話に加わりさらに盛り上がる。この常連の方の為に、いいちこ一升瓶ボトルが出てきた。一升瓶を脇に置いてお湯割りである。ここもまた常連の為の店である。

 さらにもう一人来訪。この方は、静かに生ビールで煮込み(350円)を食べ始める。次回は私も煮込みを食べてみようと思う。マスターは本当に忙しそうに調理を続けている。ほんの少し手があいたところを見計らってお勘定をお願いすると、「笑顔」で答えてくれる。元気で明るいマスター(大将)であった。

 6時50分から7時40分までの約50分の滞在。お勘定は1,370円であった。


長原 大衆酒場「鳥厚」
住所 東京都大田区上池台1-10-5
電話 03-3728-8929
定休日 日曜
営業時間 17:00~24:00
交通 東急池上線長原駅 徒歩1分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


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コメント

居酒屋探偵DAITEN

ありがとうございます
コメントありがとうございます。

そちら様のブログも見させていただきました。

素敵な写真がたくさんですね。
下町の居酒屋さんはお店の雰囲気が
どこも良いですね。写真から伝わってきます。

また、御来場くださいませ。

ティコティコ

色付きの文字v-273始めまして、

面白いブログですね、v-237

これからも楽しみですv-238

私も居酒屋ブログかいてますv-275v-272

宜しかったら拙ブログご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/hanakoparis

これからもよろしくお願いします。
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新岳大典

新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。
http://izakaya.daitenkan.jp/
2018.1より上記のURLとなりました。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。
2011.7よりfacebook参加
https://www.facebook.com/daiten.aratake/
2019.10よりnoteにエッセイや小説など執筆開始。


劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。

演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」
劇集団咲良舎公式サイト
かたびら・スペース・しばた。公式サイト
かたびら・スペース・しばた。公式フェイスブックページ
ブログ「人間日和」
ブログ「楕円生活の方法」
等を運用中。

2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。

 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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