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横浜「ぬる燗佐藤 横濱茶寮」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第672回 2019年8月24日(土)   【横浜市内地域別】  【時間順】 【池上線】 【がっかり集】
 

 

 横浜 「ぬる燗佐藤 横濱茶寮」


  ~ ファッションビルでぬる燗 ~

  


 酒友のハマのハマちゃんと会って吞むのはやはり日本酒である。午後三時過ぎ昼酒だ。
 美味しい日本酒を吞ませる店が横浜駅周辺には多いけれど、その中でも異色な店が横浜駅西口に建つフアッションビルの中にあった。そのビルの名は横浜モアーズ
 現在も同ビルの運営会社として株式会社岡田屋という名前が残っているが昔の名称は「岡田屋モアーズ」であった。
 元々は明治二十三年に川崎で創業した質店が岡田屋呉服店となり、百貨店としての岡田屋となって、私が生まれる三年前の昭和30年12月に川崎市に岡田屋百貨店本館が完成した。
 そんな元々老舗の百貨店の横浜店だったビルが名前を変え、横浜駅西口にあった東急ハンズを五階から七階のフロアに取り込み、ファッションを中心に携帯ショップから美容関連まで様々なサービスを提供して、さらに八階と九階はレストラン街になっている。
 その九階に入っているのが本日の目的の店、「ぬる燗佐藤 横濱茶寮」である。

 

 フロアの真ん中の通路部分に対して開放的な店内。レストラン街というよりフードコートのような感じである。
 「ぬる燗佐藤」という店名のお店がこんな場所にあるのがちょっと面白い。

 

 ハマのハマちゃんと二人、店内に入るとすぐ右手の誰も座っていないカウンター席の一番奥の端に座った。
 目の前には一升瓶が美しくディスプレイしてある。客はテーブル席に座っている数組だけだった。
 我々は置いている酒の全体像が見える場所、カウンターの中の方とお話の出来る場所を選んだのである。
 冷たく冷やした冷酒ではなく、本来の意味の冷や(常温)で飲ませてくれるのが素晴らしい。

 ハマのハマちゃんと私の前
 まずは、広島の「雨後の月」、群馬の「水芭蕉」、福岡の「三井の寿」が出てくる。

 

 さらに、神奈川の「昇竜蓬莱」、三重の「作(ザク)」、愛媛の「石鎚」が並んだ。

 

 「この六種類の中ではハマちゃんはどれが好きなの」
 「そうですね、雨後の月水芭蕉・・・それからですね。」
 「そうか、かぶりますね・・・僕は雨後の月かな」

 酒好き同士で少しづつ比べながら語りながら吞むひと時は至福である。

 思えば「ぬる燗佐藤」に来ているのに冷たく冷やしたお酒ばかり吞んでいる。
 
 「ハマちゃん、ぬる燗って付いた名前の店に来ているのに、燗酒吞んでないよね」
 「そういえば、そうですね、まぁ、夏ですからね、試してみますか、燗酒を・・・」
 
 「ぬる燗佐藤」では、チロリに酒を入れ、お湯でやさしく温めてくれる。レンチンなどは当然のごとくしないのである。

 

 富山県高岡市の「能作」さんが作った「ちろり」陶器の湯煎器に入れ、それをさらに木箱に入れたもので、買えば数万の値がつく。はすばやく燗がつき、酒の味が良くなると言われている。

 

 高知の「美丈夫」の特別純米をぬる燗でお願いする。

 

 お酒は冷酒(れいしゅ)状態で吞むより冷や(常温)であったり、ぬる燗が素晴らしいということを教えてくれるお店である。

 やがて、来店客が増えてくる。年齢層は高めである。
 土曜日の午後、お酒に詳しいハマのハマちゃんと二人、楽しいひと時を過ごすことが出来た。

 つまみ数品とお酒を吞んでお支払いは税込八八三四円であった。

 


横浜 日本酒「ぬる燗佐藤 横濱茶寮」
住所 神奈川県横浜市西区南幸1-3-1 横浜モアーズ 9F
電話 050-5589-8956
定休日 年中無休(モアーズ全館休業日を除く)
営業時間 【日~水】11:00~23:00 【木~土】11:00~24:00
交通 JR横浜駅下車 徒歩3分
 


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