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戸越公園 居酒屋「伊豆屋」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第88回  2008年4月3日(木) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



 戸越公園 居酒屋「伊豆屋」



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 前回、紹介した店、大井町線中延駅近くのやきとり「忠弥」を出た私とASIMO君は、商店街を東方向に向かう。すぐに都営地下鉄浅草線の中延駅の出入口の前に出る。その先は国道1号線(第二京浜)である。都営地下鉄浅草線はこの道路の下を通っている。
 国道1号線を渡り、そのまま住宅街の中を歩いて行く。やがて、400メートルほど行くと、戸越公園の駅前から続く「戸越公園駅前南口商店街通り」と交差する。交差点には交番がある。交番を見ながら右折、しばらく行くと右手にホッピーと煮込みで有名な「加賀屋」がある。さらに進むと左手に赤ちょうちんが見えてくる。それが本日の二軒目、「伊豆屋」である。

 この「伊豆屋」「寄り道blog」という、私がこの「居酒屋探偵DAITENの生活」のお手本にしているブログの中で紹介されていた店である。ずっと行こうと思っていながら、たまたま前を通るといつも満席で入れなかった店である。
 店の入口の左手には、白地に黒文字の「馬刺し やきとり」と大きく書かれた幟が立っている。右手には、やきとりの焼き台があり、おみあげで焼き鳥が買えるようになっている。店の中にはいると、右手に7、8人程度が座れるカウンターがあり、カウンターの中は調理場である。左手に四人掛けのテーブルが3つある。
 調理場の中で白衣のマスターが忙しく働いている。一番奥に女将さん。二人で切り盛りされている店である。ちょうど真ん中のテーブル席が空いていた。「そちらへどうぞ」という女将さんの声に促され座ることが出来た。運がよい。カウンター席に4、5人の方が座っている。手前のテーブルが二人連れの男性客、奥の席にはサラリーマンらしき四人組が盛り上がっていた。

 ホッピー(420円)を2杯お願いする。ASIMO君は氷入り、私は氷無しである。グラスに焼酎が入り、ホッピー瓶がちゃんとついてくる本来のスタイルである。ホッピージョッキが冷えていないが焼酎とホッピーが冷えている=2冷・レベル5のホッピーである。それでも、今日もホッピーがうまいのである。
 最初からグラスに焼酎とホッピーを混ぜて出す、しかも、氷無で頼むとその分、全体の量が少なく出てくるような店がある。他の美点があっても、この点だけで白けてしまうのである。少しホッピーを節約しても長い目で見れば、店にとって本当は損であると思う。

 大ぶりのもつ焼きを四本も食べてきている。焼き物類は勘弁してもらい、ニラ玉(420円)と厚揚げおろし(365円)を注文する。マスターが調理場の中で炒め物をしながら、「ちょっとお時間が掛かりますがいいですかぁ」と言う。
 マスターは忙しそうに「焼きそば」を炒めている様子である。この店は食事メニューもそろっている。カウンターの女性客に「焼きそば」は運ばれた。女性客は焼きそばを食べてさっと帰ってゆく。「居酒屋」としてではなく、夕食を食べる店として使うお客さんも多いのかもしれない。

 注文の品物が出てくるのを待つ間の為に、ぬか漬け(260円)を頼むことにした。ASIMO君はホッピーの中焼酎(260円)を追加。
 ここで、我が探偵事務所も城北地区に力を入れようということになり、OZAKI先生を誘って、3人共に馴染みの町である日暮里界隈を探索する計画を立てる。

 ニラ玉がやってきた。大きな「ニラ玉」である。上にアンがかかっており、まるで中華料理の「かに玉」のようである。御飯をもらえば夕飯のおかずに出来る量である。
 さらに、レモンハイ(395円)を2杯頼む。「厚揚げおろし」がやってきた。小さく刻んだ厚揚げと大根おろしを和えてある。
 おいしいつまみでレモンハイをいただく。ここで、さきほど前を通った「加賀屋」を偵察してみようという話になった。我ながら本当に「はしご好き」である。

 7時から8時まで約1時間の滞在。お勘定は二人で2,935円であった。


戸越公園 居酒屋「伊豆屋」
住所 東京都品川区豊町5-10-14
電話 03-3781-1503
定休日 土日祝日休
営業時間 17:00~23:00
交通 東急大井町線「戸越公園」駅徒歩5分。



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


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