学芸大学 居酒屋「かっぱ」
居酒屋探偵DAITENの生活 第92回 2008年4月18日(金) 【地域別】 【時間順】
学芸大学 居酒屋「目黒かっぱ」
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学芸大学駅近くの稽古場所での咲良舎MIプロジェクトの帰り、SAKURAと二人、今まで何度も入ろうとして入れなかったお店「目黒かっぱ」に行ってみることにした。
最初にこのお店を知ったのは「寄り道blog」の寄り道さんの2005年12月17日の記事であり、その後、時々「中目黒あたりで呑んでます」の大徳寺さんの記事で様子を知ることが出来た。
このお店は「なれ寿司」が名物の店である。そして、女将さんは紀州の新宮の出身である。ゆえに、紀州の料理や酒を楽しむことが出来る店である。
お店の場所は学芸大学駅の改札を出て左へ。西口の商店街を駒沢通り方向に歩いて二つ目の角を右に曲がり、すぐに左に曲がると、目の前は住宅街。ちょっと不安になった所で、L字の角を右に曲がると、ちょっと先に目黒通りと駒沢通りをつなぐバス通りが見える。そのバス通りに出る手前左手に「目黒かっぱ」さんはある。
入口脇の窓から中をのぞき込む。7、8人でいっぱいのカウンター席のみの店である。店内はお客さんで一杯であった。一瞬躊躇うがSAKURAに背中を押され扉を開く。中をのぞくと、常連さんらしき方が「お客さんだよ」と言ってくださる。女将さんの「どうぞ」の言葉と、常連の皆さんのご協力により席を確保。それから持っていたビデオ、スチルカメラ、三脚などの機材をなんとか足元に押し込み席に座ることができた。入口から見ると、カウンターを挟んで左が客席、右が調理場である。入ってすぐの入口の上にはテレビがある。
女将さんが笑顔で「何にしますか?」と言ってくださる。瓶ビール大(500円)をお願いした。その時、私の右隣の男性客が瓶ビールのお代わりをする為に、「サッポロ黒ラベル」の空瓶をカウンターの一段高い場所に出された。私たちにタイミングを合わせたようである。
しかし、ここで私に油断があった。自分たちにも「サッポロ黒ラベル」が来ると思いこんでしまったのである。しかし、男性客には「サッポロ黒ラベル」、私たちには「アサヒスーパードライ」が出てきてしまった。銘柄が複数用意されているのであった。銘柄を聞くべきであった。失敗である。栓を抜いたビールを今さら代えてもらう訳にも行かない。のどの渇いた我々は、当然呑んでしまうのである。しかし、まるで早く無くしてしまいたいかのように、二人ともグビグビと呑んでしまった。「アサヒスーパードライ」をゆっくり味わう気にはならないのである。
女将さんが「今日は、もうなれずしが終わってしまったんですよ」とおっしゃる。「それはがっかりです」と答える。食べてみたかった一品である。なれずしは、さば(300円)、あじ(350円)、ます(300円)、たい(350円)、えび(450円)の5種類がある。月曜に仕込んで、たまたま今週は早めに無くなってしまったそうである。女将さんのお話によれば、私の右の男性客の方もおみやげで頼もうとして、直前に窓の外からお持ち帰りで買いに来られた方に先を越されてしまい、持ち帰れなかったという。次回は絶対に食べてみたい。
目の前のカウンターの上に乗っている「いわし梅干煮」と「里芋煮」をいただく。(ホワイトボードに書かれたおすすめメニューで価格は解らない。)
SAKURAが「どちらもおいしいわね」と感心していた。同感である。次は日本酒にする。ここはお酒も紀州である。紀州五十万石(400円)を熱燗でいただく。
紀州といえば梅である。「紀州名物梅干しあえのなす(400円)」をいただく。梅干しあえは他に「長いも」、「りんご」、「きょうり」があり、女将さんは「りんご」がおすすめとのこと。次回は「りんご」をいただきたいと思う。
やがて、女将さんの娘さんが登場。明るく元気な女性である。常連さんたちと盛り上がっていた。ここで、二人とも焼酎に切り替えることにする。芋焼酎・黒霧島(400円)をお湯割りで二杯いただいた。さらに、もう一つのこちらの名物料理である「紀州名物めはりずし(200円)」はあるのか女将さんにお聞きする。出来るということなので1つだけお願いする。さらに、最初から気になっていた「よしこの漬けたおしんこ(350円)」もいただいた。「よしこ」とは女将さんの名前である。
最後に黒霧島のお湯割りを1つだけ追加して、二人でわけあう。
「昔から比べると、二人とも本当に酒量が減ったね」とSAKURA。本当にその通りである。
気がつくと、午前0時近くなってしまっていた。約1時間40分ほどの滞在。お勘定をお願いすると4,550円であった。
女将さんと娘さんの二人の笑顔が見送ってくれる。再訪を約束して外に出る。学芸大学の駅を目指して急いだ。
学芸大学 居酒屋「目黒かっぱ」
住所 東京都目黒区鷹番3-14-20
電話 03-3710-3711
交通 東急東横線・日比谷線学芸大学駅徒歩5分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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学芸大学 居酒屋「目黒かっぱ」


学芸大学駅近くの稽古場所での咲良舎MIプロジェクトの帰り、SAKURAと二人、今まで何度も入ろうとして入れなかったお店「目黒かっぱ」に行ってみることにした。
最初にこのお店を知ったのは「寄り道blog」の寄り道さんの2005年12月17日の記事であり、その後、時々「中目黒あたりで呑んでます」の大徳寺さんの記事で様子を知ることが出来た。
このお店は「なれ寿司」が名物の店である。そして、女将さんは紀州の新宮の出身である。ゆえに、紀州の料理や酒を楽しむことが出来る店である。
お店の場所は学芸大学駅の改札を出て左へ。西口の商店街を駒沢通り方向に歩いて二つ目の角を右に曲がり、すぐに左に曲がると、目の前は住宅街。ちょっと不安になった所で、L字の角を右に曲がると、ちょっと先に目黒通りと駒沢通りをつなぐバス通りが見える。そのバス通りに出る手前左手に「目黒かっぱ」さんはある。
入口脇の窓から中をのぞき込む。7、8人でいっぱいのカウンター席のみの店である。店内はお客さんで一杯であった。一瞬躊躇うがSAKURAに背中を押され扉を開く。中をのぞくと、常連さんらしき方が「お客さんだよ」と言ってくださる。女将さんの「どうぞ」の言葉と、常連の皆さんのご協力により席を確保。それから持っていたビデオ、スチルカメラ、三脚などの機材をなんとか足元に押し込み席に座ることができた。入口から見ると、カウンターを挟んで左が客席、右が調理場である。入ってすぐの入口の上にはテレビがある。
女将さんが笑顔で「何にしますか?」と言ってくださる。瓶ビール大(500円)をお願いした。その時、私の右隣の男性客が瓶ビールのお代わりをする為に、「サッポロ黒ラベル」の空瓶をカウンターの一段高い場所に出された。私たちにタイミングを合わせたようである。
しかし、ここで私に油断があった。自分たちにも「サッポロ黒ラベル」が来ると思いこんでしまったのである。しかし、男性客には「サッポロ黒ラベル」、私たちには「アサヒスーパードライ」が出てきてしまった。銘柄が複数用意されているのであった。銘柄を聞くべきであった。失敗である。栓を抜いたビールを今さら代えてもらう訳にも行かない。のどの渇いた我々は、当然呑んでしまうのである。しかし、まるで早く無くしてしまいたいかのように、二人ともグビグビと呑んでしまった。「アサヒスーパードライ」をゆっくり味わう気にはならないのである。
女将さんが「今日は、もうなれずしが終わってしまったんですよ」とおっしゃる。「それはがっかりです」と答える。食べてみたかった一品である。なれずしは、さば(300円)、あじ(350円)、ます(300円)、たい(350円)、えび(450円)の5種類がある。月曜に仕込んで、たまたま今週は早めに無くなってしまったそうである。女将さんのお話によれば、私の右の男性客の方もおみやげで頼もうとして、直前に窓の外からお持ち帰りで買いに来られた方に先を越されてしまい、持ち帰れなかったという。次回は絶対に食べてみたい。
目の前のカウンターの上に乗っている「いわし梅干煮」と「里芋煮」をいただく。(ホワイトボードに書かれたおすすめメニューで価格は解らない。)
SAKURAが「どちらもおいしいわね」と感心していた。同感である。次は日本酒にする。ここはお酒も紀州である。紀州五十万石(400円)を熱燗でいただく。
紀州といえば梅である。「紀州名物梅干しあえのなす(400円)」をいただく。梅干しあえは他に「長いも」、「りんご」、「きょうり」があり、女将さんは「りんご」がおすすめとのこと。次回は「りんご」をいただきたいと思う。
やがて、女将さんの娘さんが登場。明るく元気な女性である。常連さんたちと盛り上がっていた。ここで、二人とも焼酎に切り替えることにする。芋焼酎・黒霧島(400円)をお湯割りで二杯いただいた。さらに、もう一つのこちらの名物料理である「紀州名物めはりずし(200円)」はあるのか女将さんにお聞きする。出来るということなので1つだけお願いする。さらに、最初から気になっていた「よしこの漬けたおしんこ(350円)」もいただいた。「よしこ」とは女将さんの名前である。
最後に黒霧島のお湯割りを1つだけ追加して、二人でわけあう。
「昔から比べると、二人とも本当に酒量が減ったね」とSAKURA。本当にその通りである。
気がつくと、午前0時近くなってしまっていた。約1時間40分ほどの滞在。お勘定をお願いすると4,550円であった。
女将さんと娘さんの二人の笑顔が見送ってくれる。再訪を約束して外に出る。学芸大学の駅を目指して急いだ。
学芸大学 居酒屋「目黒かっぱ」
住所 東京都目黒区鷹番3-14-20
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交通 東急東横線・日比谷線学芸大学駅徒歩5分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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