新丸子「三ちゃん食堂」第2回
居酒屋探偵DAITENの生活 第94回 2008年4月20日(日) 【地域別】 【時間順】
新丸子 「三ちゃん食堂」 第2回
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日曜日の夕方5時過ぎである。都立大学駅近くの稽古場所での咲良舎MIプロジェクトの帰り、SAKURAと創間元哉君と三人で打ち合わせ。都立大学駅で東急東横線に乗り込み新丸子駅で降りた。二人とも連れて来たことのない店「三ちゃん食堂」へ行く為である。新丸子駅の改札を出て右手の少し広くなっている側に出る。線路側から数えて二本目の道を北に進む。飲食店が並ぶ商店街を少し進み、左に曲がると、すぐ右手に「三ちゃん食堂」の看板が見える。
「中華料理」と書かれた暖簾をくぐる。前回にも感じたことであるが、この店は予想を超えて広い店である。天井が高めの高校の柔道場のような空間である。全部で70人は座れるらしい。厨房の配膳口あたりに、今日も店の女性が客席側を向いて立っている。広い店内はすでに九割は客で埋まっていた。入口側から奥の調理場側にかけて三列にテーブルが連なっている。真ん中の列の奥から少し手前に四人分の空席を発見、急いで座る。店内には四人以上のグループ客が多い。中には十人以上の子供連れの集団もいる。我々の隣もかなり出来上がっている男性客数人だ。大声で話し、酒をあおり、煙草を吸い続ける。猥談も大声でする。
まずは、キリンクラシックラガー大瓶(550円)である。さらに、野菜いため(400円)、餃子(220円)を二人前、新じゃが煮(280円)を頼む。どれも安い。このお店は何よりも安さが売りである。ラーメン350円は驚異的な安さである。
注文してから出てくるまでの時間も短い。餃子は大ぶりが5個で220円である。野菜いためもちゃんとした量である。
少しして隣の席が空いたので、そちらに移動する。真ん中の列の一番奥であり、注文もし易く、周囲から離れているので比較的静かに話が出来る。
キリンクラシックラガー大瓶を追加した。私はウーロン割り(350円)である。みずなおひたし(150円)と、あげなす(200円)も頼んだ。
五月の連休に実施する「3日間集中ワークショップ」について色々と話をする。「打ち合わせ」のはずであるから当然ではある。
私は話をしながらも、ついつい店内のお客さんを観察してしまう。一番奥に7席ほどあるカウンター席は特に人間観察には最適である。初めて来た時は、カウンターから店全体を観察出来たが、テーブル席からはカウンター席がまるで舞台のように見える。独りきりなのに、誰かと話しているかのように食事をする人がいた。店の人は慣れているのか、まったく気にしない。入れ替わり立ち替わりやってくる人が、どの人もみんな面白いのである。役者にとっては本当に勉強になる場所と言える。
中華料理の店であるが、居酒屋メニューも豊富である。刺身類も十種類ほどが提供されている。いか刺し(450円)を頼むことにした。
SAKURAはグラスワイン赤(200円)にした。この後、キリンクラシックラガー大瓶、キリンラガー大瓶などビールを飲みながら話し続けた。
ずいぶん話し込んでしまった。気が付けば午後8時になってしまっていた。この店は午後8時ちょうどに表のシャッターが閉まってしまう。それでも店内はまだ満員に近い盛況であった。シャッターを閉めてしまい、客は閉店を意識して少しずつ帰ってゆくのである。
レジに行きお勘定を済ませた。三人で4070円。本当に安い。店の側面にあるもう一つの出口から外に出て、建物の側面を通って道に出る。
午後12時から営業しているので、昼間から集まって酒を呑むには最適の店と言える。
新丸子「三ちゃん食堂」
住所 神奈川県川崎市中原区新丸子733
電話 044-722-2863
定休 水曜日
営業時間 12:00~20:00
交通 東急東横線新丸子駅西口徒歩2分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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新丸子 「三ちゃん食堂」 第2回




日曜日の夕方5時過ぎである。都立大学駅近くの稽古場所での咲良舎MIプロジェクトの帰り、SAKURAと創間元哉君と三人で打ち合わせ。都立大学駅で東急東横線に乗り込み新丸子駅で降りた。二人とも連れて来たことのない店「三ちゃん食堂」へ行く為である。新丸子駅の改札を出て右手の少し広くなっている側に出る。線路側から数えて二本目の道を北に進む。飲食店が並ぶ商店街を少し進み、左に曲がると、すぐ右手に「三ちゃん食堂」の看板が見える。
「中華料理」と書かれた暖簾をくぐる。前回にも感じたことであるが、この店は予想を超えて広い店である。天井が高めの高校の柔道場のような空間である。全部で70人は座れるらしい。厨房の配膳口あたりに、今日も店の女性が客席側を向いて立っている。広い店内はすでに九割は客で埋まっていた。入口側から奥の調理場側にかけて三列にテーブルが連なっている。真ん中の列の奥から少し手前に四人分の空席を発見、急いで座る。店内には四人以上のグループ客が多い。中には十人以上の子供連れの集団もいる。我々の隣もかなり出来上がっている男性客数人だ。大声で話し、酒をあおり、煙草を吸い続ける。猥談も大声でする。
まずは、キリンクラシックラガー大瓶(550円)である。さらに、野菜いため(400円)、餃子(220円)を二人前、新じゃが煮(280円)を頼む。どれも安い。このお店は何よりも安さが売りである。ラーメン350円は驚異的な安さである。
注文してから出てくるまでの時間も短い。餃子は大ぶりが5個で220円である。野菜いためもちゃんとした量である。
少しして隣の席が空いたので、そちらに移動する。真ん中の列の一番奥であり、注文もし易く、周囲から離れているので比較的静かに話が出来る。
キリンクラシックラガー大瓶を追加した。私はウーロン割り(350円)である。みずなおひたし(150円)と、あげなす(200円)も頼んだ。
五月の連休に実施する「3日間集中ワークショップ」について色々と話をする。「打ち合わせ」のはずであるから当然ではある。
私は話をしながらも、ついつい店内のお客さんを観察してしまう。一番奥に7席ほどあるカウンター席は特に人間観察には最適である。初めて来た時は、カウンターから店全体を観察出来たが、テーブル席からはカウンター席がまるで舞台のように見える。独りきりなのに、誰かと話しているかのように食事をする人がいた。店の人は慣れているのか、まったく気にしない。入れ替わり立ち替わりやってくる人が、どの人もみんな面白いのである。役者にとっては本当に勉強になる場所と言える。
中華料理の店であるが、居酒屋メニューも豊富である。刺身類も十種類ほどが提供されている。いか刺し(450円)を頼むことにした。
SAKURAはグラスワイン赤(200円)にした。この後、キリンクラシックラガー大瓶、キリンラガー大瓶などビールを飲みながら話し続けた。
ずいぶん話し込んでしまった。気が付けば午後8時になってしまっていた。この店は午後8時ちょうどに表のシャッターが閉まってしまう。それでも店内はまだ満員に近い盛況であった。シャッターを閉めてしまい、客は閉店を意識して少しずつ帰ってゆくのである。
レジに行きお勘定を済ませた。三人で4070円。本当に安い。店の側面にあるもう一つの出口から外に出て、建物の側面を通って道に出る。
午後12時から営業しているので、昼間から集まって酒を呑むには最適の店と言える。
新丸子「三ちゃん食堂」
住所 神奈川県川崎市中原区新丸子733
電話 044-722-2863
定休 水曜日
営業時間 12:00~20:00
交通 東急東横線新丸子駅西口徒歩2分
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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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