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大崎広小路 呑み処「さわらび」

居酒屋探偵DAITENの生活 第98回   2008年5月9日(金)  【地域別】  【時間順】


2010年冬 大崎広小路高架耐震工事に伴い閉店

※2008年5月9日午前 80000カウント通過 感謝!


大崎広小路 呑み処「さわらび」

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 金曜日の午後10時過ぎである。目黒大鳥神社近くの稽古場所での咲良舎MIプロジェクトの帰り、SAKURAと二人で渋谷駅から大井町まで走っている路線バスに、大鳥神社前という停留所から乗り込んだ。SAKURAが歯医者に通っている為、今日はあまり飲めない。少しだけ飲んでゆくことにした。

 大崎広小路のバス停で降りると、すぐそばの「ぽっぽ」「朝日屋」「一平」等の居酒屋がある東急池上線のガード下に向かった。午後10時である。東側に二軒並んでいる「ぽっぽ」「朝日屋」は既に看板の電気を消して暗くなってしまっていた。その裏側の西側にも「一平」ともう一軒の居酒屋がある。ガードをくぐりそちら側に向かう。しかし、「一平」はシャッターが閉まっており、張り紙が貼ってあった。読んでみると「都合により当分お休みさせていただきます」と書いてある。やや高齢の女将さん一人で切り盛りしていた店である。病気でもしてしまったのであろうかと心配になる。

 そこで、 「一平」の隣、残り1軒の店に入ることにした。今まで入ることはなかった店である。その店の名前は、呑み処「さわらび」という。
 外観は小ぎれいな小料理屋という感じであったが、いざ中に入ると、意外に大衆酒場然とした雰囲気であった。入るとすぐ目の前にL字カウンターがある。Lの文字の縦の一列にカウンター席7席。Lの文字の横の一列には椅子が置いていない。代わりに家庭用のダイニングテーブルが1つ。4人が座れるようになっていた。左手はやや広めの小上がり席になっている。手前の狭い部分に2人掛けの卓袱台が1つ。奥の広くなった場所に丸い卓袱台が2つ置いてある。卓袱台の回りにはそれぞれ4人程度が座れるであろうか。
 カウンターの中には、女将さんというよりママさんという感じの女性1人。他に従業員は居ない。

 まずは、キリンクラシックラガー中瓶(500円)をいただく。白和えのお通し(500円)が二つ出てきた。SAKURAは、今日は歯のことがあるのでアルコールはこれだけにするという。 ツマミはつぶ貝とわけぎ(380円)、カボチャ煮(380円)、はんぺん(380円)を選んだ。つぶ貝とわけぎは、酢味噌で和えたヌタであった。これが美味しかった。
 ビールに続いて私が飲んだのは、黒酢サワー(380円)であった。中身は焼酎と蜂蜜黒酢とハイサワーである。他にリンゴ酢サワー(380円)やトマトハイなどもあり、美容と健康に良い飲み物が多いようである。

 トイレから出てくると、カウンターにおしぼりを置いてある。そして、「おしぼりお使いください」と言ってくれる。料理の出し方などもとても丁寧である。つまみは、ほとんどが380円という安い値段である。味付けも良い。
 10時半になって、「ごめんなさいね、もうラストオーダーなんですよ」と言われた。
ママさんは店を閉めた後、毎日、JR埼京線に乗って埼玉との境まで帰るそうである。荒川のそばと言うから浮間舟渡駅であろうか。
 最後に、ウーロンハイ(350 円)をもらった。二人で45分ほどの滞在、お勘定は3,370円であった。割り勘の値段も計算してくれた。
 今回の呑み処「さわらび」を加え、大崎広小路のガード下には、奇跡的に良い居酒屋が4軒も固まっていることになる。東急沿線のあちらこちらの駅で行われている駅周辺の改良工事がここにもやってくることが無いように祈るばかりである。


大崎広小路 呑み処「さわらび」
東京都品川区西五反田1-22-2  池上線ガード下
定休日 日曜
営業時間 月曜~金曜 17:00~23:00 土曜日17:00~22:00
東急池上線 大崎広小路駅徒歩1分

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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大崎広小路

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