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旗の台 若鶏焼「鳥樹」本店

居酒屋探偵DAITENの生活 第110回   2008年7月1日(火) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】





旗の台 若鳥焼「鳥樹」本店
 

 
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 今日降り立った街は、東急池上線の旗の台駅である。
 前回のVol.109で紹介した焼き鳥「むらい」で、自分が鳥肉好きであることを再認識した私は、今日も焼き鳥が食べたくなってしまった。旗の台駅周辺には、古くからやっている小さな居酒屋さんがかなり残っている。その中でも、旗の台駅の蒲田方面の改札を出て、すぐ正面の路地の中に看板が見えるという好立地の店、若鳥焼「鳥樹」本店が有名である。同店は、同じ旗の台五反田方面改札口から1分程の場所に「東口店」、蒲田駅東口に「蒲田店」の全部で3店舗がある。その中でも、こちらの本店は、「吉田類の酒場放浪記」でも紹介されている有名店である。

 店の入口は開け放たれていた。入ると左側には6人のみ座れるカウンターがあり、入ってすぐのカウンターの中に、大きな網で鳥を焼く、串焼き中心の一般の焼鳥店とは異なる焼き台がある。入って右手には8人ほど座れるテーブル席が二列、奥へ行くと小上がり座敷があり、そこには、10人位が座れるであろうか。けっして大きな店ではない。

 店に入ると、焼き台の前に立っている大将と目があった。指を一本出して、自分が一人であることを伝える。テーブル席には誰も座っていなかったが、予想通りカウンター席の隙間に入ることになった。しかし、6個あるはずの椅子が5個しかないという。左側の二人連れのお客さんが立ち上がる、すると、一人のお客さんの前に1つ隠れていたのが見つかった。若い男性の店員がメニューを持ってくる。生ビール小(440円)をお願いした。
 その時、左側の隠れた椅子の前に座っているお客さんが赤いオワンに入った鳥スープをこぼしてしまった。大将が「熱いでしょ、だいじょうぶ、ズボンを脱いで冷やした方がよいのでは?」などと、しきりに心配している。それから、女将さんがこぼしてしまった人に、新しい鳥スープを出している。湯気がたっており、本当に熱そうである。

 生ビールをいただく。うまい。そこへ、お通しとして鳥スープ納豆のセットがやってくる。熱いという様子を目の当たりにしていたので、注意しながら鳥スープをすすった。本当に熱いのである。このお通しのセットは300円である。
 女将さんがメニューを持ってくる。店内におもだったもののメニューが貼ってあるが、どれも品名だけで単価は書いていない。焼きとりトリワサもも焼き等を勧められる。こちらの大将も女将さんも滑舌よく早口である。トリワサ(480円)と、焼き鳥(550円)をお願いする。

 やがて、トリワサがやってきた。小さな器に、表面を軽く炙った鳥のささみが7、8片入っている。ハリのある食感でうまい。
 ここで、稽古帰りのSAKURAからメールが入る。実は、稽古帰りに、「居酒屋探偵DAITENの生活」のVOL.50でも紹介した大岡山の「三鶴」で一人軽く呑んでいるという。旗の台の「鳥樹」にいることを知らせるメールを送った。
 大将は、焼き鳥を焼きながら予約電話を受けている。東口店に何人、こちらに何人と予約状況を話している。大人数の予約が入ったようである。熱心な対応である。

 一人でカウンターに座り、次に何を頼もうかと思案する。右隣の男性二人組のお客さんがメニューを開いて見ているのを覗き込む。
 酎ハイ(360円)を頼んだ。すぐに、酎ハイがやってくる。「トリワサ」をつまみに、身体を小さくして、狭いカウンター席に座る。私を含め、身体が大きめの男性客が3人もいるので狭いのである。

 入口を見ると、SAKURAの姿が暖簾の外に見えた。大将の方を見て、もう一人増えたことを伝える。「どうぞ」と、誰も座っておらず空いているテーブル席を示す大将。はじめて来た店であるがメールに「蒲田方面改札の正面から見える」と書いてあったので、すぐに解ったそうである。

 トリワサと酎ハイを持って移動する。若い男性がメニューを持ってくる。SAKURAが梅酒を頼んだ。すると、商売熱心な女将さんが再びメニューを持って登場。もも焼き(710円)を勧める。SAKURAは、あまりたくさん食べられないと言う。そこで、煮込み(480円)を1つ頼んだ。少しして、先ほど頼んだ焼き鳥がやってくる。鳥肉と葱を串に刺したものが5本である。鳥料理店は5本単位の店が多い、1本単位で焼き鳥を売らないのである。所謂、「5本縛り」ということになる。
 こちらの「鳥樹」は大将も女将さんも商売熱心である。それがカウンターの中から伝わってくる。これが3店舗に店を増やすことができた所以であろうか。
 煮込みがやってきた。大根と鳥モツのさっぱりした煮込みである。豚モツ系の煮込みを好む人には、あっさりしすぎて物足りないかもしれない。しかし、味は良い。

午後6時30分から7時30分までの約1時間の滞在である。お勘定は二人で3,320円であった。


旗の台「鳥樹」看板

旗の台 若鳥焼「鳥樹」本店
住所 東京都品川区旗の台3-11-13
電話 03-3785-8472
定休 日曜・月曜・祭日
交通 東急池上線・大井町線旗の台駅 徒歩15秒


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新岳大典

新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。
http://izakaya.daitenkan.jp/
2018.1より上記のURLとなりました。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。
2011.7よりfacebook参加
https://www.facebook.com/daiten.aratake/

劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。

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等を運用中。

2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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