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大岡山 居酒屋「龍飛」

居酒屋探偵DAITENの生活 第121回   2008年7月31日(木)   【地域別】  【時間順】



大岡山 居酒屋「龍飛」

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 今日はsakuraと、それぞれの仕事帰りに大岡山で待ち合わせた。我々の待ち合わせ場所といえば酒場である。大岡山といえば、焼きとん「三鶴」という選択肢もあったが今日はもつ焼きよりも刺身類が食べたかったので「三鶴」のすぐ近くにある居酒屋「龍飛」にすることにした。この店は、ずいぶん以前から通っているが、まったく紹介記事を書かずにいた店である。

 東急目黒線の大岡山駅の正面改札口を出ると、最近整備されたばかりの広場になっている。歩道も余裕があり、目の前に見えるのは、平屋の東急ストアくらいであり、視界が開けている。左手には東京工業大学の正門があり、その右手に建つ「百年記念館」の特徴的な姿が目に入ってくる。
 広場に立ち、後ろを振り返ると、駅舎の上は最近完成したばかりの「東急病院」である。外側にツタがはっている。といっても昔のように建物そのものにツタがはっているのではない、説明しにくいが建物の少し外側にツタがはうように作られているのである。やがて、病院全体がまるで緑の丘のように見えるようになるそうである。設計は東京工業大学大学院教授の安田幸一氏がリーダーシップをとったそうである。この外観がヒートアイランド防止になり、心理的な癒し効果もねらっているという。ツタが完全に建物を覆う状態になれば素晴らしい姿になるに違いない。

 さて、改札を出て左に進み、さらに左に曲がって、東急病院の側面を歩いてゆく。信号を渡り、目の前の道を入ってゆくと最初の十字路の右手角に、目的の店、居酒屋「龍飛」がある。
 「龍飛」と書いて、「たっぴ」と読む。
 入口を入ると右手には小上がり座敷があり、6人、4人、4人と3卓ある。左手に4人掛けのテーブル席が二つ、奥には8人ほどが座れるカウンター席がある。カウンターの中が調理場になっている。

 先に来ていたsakuraが本を読んでいる。冷酒(650円)を呑んでいた。
先に注文してあったあおりいか糸造り(490円) もある。喉が渇いたので、レモンサワー(350円)をもらう。レモンサワーと一緒に、刺身ブツのお通し(190円)が出てくる。
 あおりいかがとてもおいしかった。数に限りがあり、我々の後に注文した人は「売り切れです」と言われていた。
 さらに、韮おひたし(290円)をもらう。韮のおひたしというのはあまり無い。我々は二人とも韮好きである。実においしかった。ここで、グラスをもらい、生酒に切り替える。

 この「龍飛」は御夫婦らしい物静かな大将女将さんの二人でやっている店である。価格的にも安く、焼き物、揚げ物、刺身、食事関係とすべて充実しており、日本酒や焼酎も豊富である。店の人がしゃべり過ぎたりすることもなく、一人の常連客には大将がちゃんと話相手にもなっている。これと言って欠点が見つからない店とでもいおうか。
 すぐに満席になってしまうのが困る点であろうか。やはり、東京工業大学が近い為か、今日も学生らしきグループで座敷席がすべて埋まった。しかし、あまりうるさくはないのである。知的レベルの問題であろうか。

 さらに、龍飛風つくね串焼二本(290円)もお願いした。この店には190円シリーズというのがあって、もやしサラダ、キムチ、厚焼き玉子の3つが190円になっている。このシリーズから、もやしサラダ(190円)も選んだ。
 もやしサラダは量が多い、よいツマミになる。ここでsakuraが瓶ビールを飲みたくなってしまった。しかし、店にあるのはスーパードライのみである。念のため、お店の方に聞くと、やはりスーパードライしかないようである。仕方なく、スーパードライ大瓶(580円)をもらう。
 スーパードライしか無い店に来た時には、「スーパードライしかないんですね」と、なるべく残念そうにすることにしている。いつか他のビールも仕入れてくれるかもしれないからである。
 最後に龍飛風つくね串焼がやってきた。看板メニューらしく、やはりおいしかった。

 午後7時から8時までの1時間の滞在。お勘定は二人で合計3,220円であった。


大岡山 居酒屋「龍飛(たっぴ)」
住所 東京都大田区北千束3-28-3
電話 03-3729-5165
定休日 月曜
営業時間 17:00~23:30
交通 東急大井町線・目黒線大岡山駅下車徒歩1分。


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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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