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荏原町 豚もつ屋「とり薪」

居酒屋探偵DAITENの生活 第138回  2008年9月8日(火)  【地域別】  【時間順】


※2011年11月 閉店を確認


※2008年9月12日午後 140000カウント達成。感謝!

荏原町 豚もつ屋「とり薪」

  荏原町とり薪表口  ← 豚もつ屋「とり薪」表口写真
 
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 今日の店は、豚もつ屋「とり薪」という。これは、「とりしん」と読むのである。「とり薪」は都内にたくさんある店名である。ここの「とり薪」は、以前に行ったことのある蒲田駅西口の東急線の高架脇にある串焼き「とり薪」蒲田本店の支店である。最近、同店は道をはさんだ向かいに「博多風牛もつ鍋〈とり薪〉」という店も始めている。ゆえに、支店である荏原町豚もつ屋「とり薪」でもモツ鍋を食べることが出来るようになっている。

 上記のような情報をまったく知らないまま、1ヶ月ほど前、荏原町辺りを散策するうちに偶然この「とり薪」を見つけたのである。
 旗の台駅の改修に伴い、東急大井町線荏原町駅もずいぶんときれいな駅にリニューアルされていた。その二子玉川方面ホームから開いている南口側の改札を出ると、目の前は小さな広場になっている。踏切を左手に見ながら広場に面した荏原町商店街【本通り】を右に向かって歩いて行く。すぐに十字路があり、そこから右が荏原街商店街【中央通り】、左が荏原町商店街【弁天通り】となっている。十字路を渡り、そのまま進むと「立会川緑道」にぶつかる。そこから先は荏原町商店街【縁日通り】と名称が変わる。たしかに、徐々に放射状に幅が広くなっていって、縁日が立ちやすいようになっているのである。荏原町商店街は大きな商店街である。
 「立会川」とは、元々目黒区の碑文谷公園の弁天池と清水池公園の池を水源として、品川区に入ってからは、西小山、旗の台、荏原町、中延、西大井を経て、勝島運河から東京湾に注ぐ川であった。そこに蓋をして造った緑道が「立会川緑道」である。

 「立会川緑道」に出る手前左手に小さな路地がある。その路地の入口に「豚もつ屋 とり薪」と書かれた看板を発見した。路地に入ってみたのである。路地の奥の数軒のスナック、小料理店などの中に、一番新しい外観の店がある。それが「豚もつ屋 とり薪」であった。中を覗くと誰も座っていない。路地から出て、「立会川緑道」を左手に入る。ちょうど緑道そのものは工事中であり、脇の路地を入っていったのである。すると左手に「豚もつ屋 とり薪」の看板を発見する。裏口が存在するのである。表口の方が路地の奥であり、立会川緑道の工事が終われば、小さな裏口の方が人目につくようになるに違いない。その日は、周辺を散策して歩いただけで店に入ることはなかった。

 今回は店に入る気持ちでやってきたので、まっすぐに路地の奥まで行った。表に「やってます」の文字がある。扉に手を掛けた。何故か開かない。店内は明るい照明が付いている。入口の鍵が閉まっているようだ。「何か足りない物を買いに出かけたのかな?」等と勝手なことを考える。
 すでに、前回リサーチ済みなので、すぐに裏口に回ってみた。すると、裏口は開いていて、今度は店長らしき人影が見える。中に入って、「表の鍵が閉まっていたのでこっちから入って来ました・・・」と言うと、大人しそうな髭の店長は「あっ、すみません」と言って表の鍵を開けに行った。

 狭い裏口から入ると左手に四人掛のテーブル席が二つ、その奥の右手にカウンター席が7席ある。カウンターの中は調理場である。路地側の表口から入ると左手がカウンター、奥がテーブル席になる。
 まずは、野菜お通し(200円)が出てきた。飲み物は、ホッピーセット(400円)を氷無しでお願いした。すると、冷蔵庫で冷やしたホッピージョッキに冷えた焼酎が入ったものに、冷たいホッピー瓶がついてきた。これは、やや三冷である。焼酎は上の星印まで入っている。焼酎濃いめが好きな方にはちょうど良いに違いない。ホッピーのいわゆる「中」は200円である。
 「ビアタンブラーをください。」と言い、受け取ってホッピージョッキの中の焼酎を半分ビアタンブラーに移し、そこに冷えたホッピーを投入する。これで、私にとってのベストの割合のホッピーが飲めるのである。

 もつ煮込み(400円)を頼んだ。「器が熱いので気をつけてください」と言って渡された煮込みは、しょうゆ味のさっぱりタイプであった。
 「焼き物は1本ずつでもいいんですか?」と聞く。「大丈夫です」との答え。「縛り」は無いようである。
 なんこつ(100円)、こめかみ(100円)、はつ(100円)を1本ずつ頼んだ。
 「塩、タレは? どっちにします?」と店長。
 「塩でお願いします。」と答える。
 さきほどの路地裏に面した表口の上に小さなテレビが取り付けてある。アニメが放送されている。
 「テレビのチャンネルを変えてもいいですか」と聞く。
 「どうぞ」と言って、指し示された脇の台の上にリモコンがあった。リモコンでチャンネルをNHKのニュースにする。ちょうど、相撲協会の北の湖理事長辞任のニュースであった。
 居酒屋でのテレビは、やはり野球中継かNHKのニュースが良い。うるさいバラエティ番組はあまり見たくない。

 煮込みでちょうど一杯目のホッピーを飲み終える。ホッピーの外(200円)をもらう。空いたホッピージョッキに、ビアタンブラーの残りの焼酎と冷えた2本目のホッピーを投入する。これで、ちょうど良いホッピーを二杯飲めることになる。
 焼き物がやってきた。からしと青のりが良い。どれも美味しかったが特にナンコツが気に入った。
 テレビでは北の湖理事長の辞任を伝えている。

 店はまだまだ新しい。居酒屋やもつ焼き屋は、店が新しすぎると落ち着かない。少し汚れて、この新しさが無くなった頃に良い店になるのではないだろうか。店長は、無駄なことは話さない。でも、ちゃんと仕事をしている。仕事に集中しているのである。私は、こういう店長は比較的好きである。
 30分たったので、今日のところは帰ろうと思った。しかし、客が私1人なのでなんとなく帰りづらい。
 やがて、路地に面した表口から男性の方が入ってこられた。しかし、この方はお持ち帰りのお客さんであった。焼きとんを15本注文する。
 すると、店長が「持ってゆきますよ」と言う。結果的に出前ということになった。路地にあるスナックや他の小料理屋さんからの注文かもしれない。
 〈店長が出前に行く間、座って留守番をしてあげた方がいいだろうなぁ〉等と勝手な老婆心をいだく。
 「手が空いたら酎ハイお願いします」と言う。
 出前の仕事が終わるまで酎ハイ(350円)を飲むことにしたのである。

 ここの生ビールはサントリー・ザ・ブレミアム・モルツで、中ジョッキが450円である。私はモルツ系が好きなので、次回は生ビールを飲みたいと思う。
 平日は深夜3時まで営業している。一人きりですべてやっているのであろうか。
 〈混んできたら大変だろうなあ〉と思う。
 早い時間よりも遅い時間のお客さんが多いのかもしれない。スナックや小料理屋が6軒だけある路地の奥の店である。ふりの客は望めない。常連を獲得するしかないのである。
 他に博多風もつ鍋(980円)、牛レバ刺し(600円)などもある。人数が多い時はもつ鍋もよい。

 結局、店で飲む客は私一人であった。マスターが出前から戻ったところを見届け、お勘定をお願いする。午後7時10分から7時55分までの40分ほどの滞在。お勘定は2,070円であった。入った時とは違い、裏口ではなく表口から路地に出た。

 荏原町の路地の奥の飲屋街で、また生まれ故郷川崎の路地を思い出した夜であった。


荏原町とり薪裏口 ←豚もつ屋「とり薪」裏口写真

荏原町 豚もつ屋「とり薪」  ← すでに閉店
住所 東京都品川区中延5-6-15
電話 03-3782-3791
定休日 木曜日
営業時間 月曜~土曜 16:00~03:00  日曜 15:00~24:00
東急大井町線荏原町駅正面口より徒歩2分

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


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コメント

居酒屋探偵DAITEN

訂正情報ありがとうございます。
城南探偵団見習様

居酒屋探偵DAITENです。
訂正情報ありがとうございます。
「巨栄食品」とは、雄大な名前ですね。
私も缶ビールを買い込んで、バットからパクッと口に入れてみたいです。
また、東京城南地区の良い情報があったら教えてください。

城南探偵団見習

失礼正しくは「巨栄食品」でした
http://ebara.kiy.jp/shop_site/kyoei/tenpoindex.html
近所のおばちゃんがふらっと来て店頭のバットからレバを取って
ぱくっと口に入れながら世間話したりしててイイ雰囲気ですので
そのうちぜひ

居酒屋探偵DAITEN

緑道での冷えたビールいいですね
城南探偵団見習様

東京城南居酒屋探偵団の居酒屋探偵DAITENです。
いいですねえ、実は公園で飲んだり、道を歩きながら飲むのが
大好きです。3キロ、4キロ歩くのも、飲みながら全然平気です。
今後ともよろしくお願いします。

城南探偵団見習

立会川緑道の先にあるモツ屋巨大栄食品で何本か買って
酒屋で冷えたビールも仕入れて緑道でやるのも楽しいですよ

居酒屋探偵DAITEN

コメントありがとうございます。
fatricefarm様

居酒屋探偵DAITENです。
コメントありがとうございます。

一の酉は養老乃瀧が展開するフランチャイズですね。
因みに二の酉というのもあります。
新川崎の駅近くの「一の酉」など、数軒行ったことがあります。
「忠弥」はお酒の種類が少ないので、サクッと肉を食べて、30分以内で
他に飲みに行くという使い方をするのが良いのかもしれません。

居酒屋といえば城東地区や城北地区に有名店が集中しています。
もっと城南地区も注目されると良いですね。


fatricefarm

城南地区在住なので、よく見させて頂いています。
私も、とり薪は、地元だし、焼き物が美味しいし、雰囲気も落ち着くので良く行きます。
近所だと、中延:一の酉(チェーン店のような気もするのですが、お店の方気合入っていて、お酒を出すのも早いし、煮込みも美味しい)に行きます。
忠弥は、会社に勤めてると、時間がなかなか合いません。
昨日は、新橋の呑龍で、キャベツ、酢モツ、鶏のすきみ焼き+ビール+晴耕雨読ロックで幸せでした。
それでは..
非公開コメント

新岳大典

新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。
http://izakaya.daitenkan.jp/
2018.1より上記のURLとなりました。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。
2011.7よりfacebook参加
https://www.facebook.com/daiten.aratake/

劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。

演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」
劇集団咲良舎公式サイト
かたびら・スペース・しばた。公式サイト
かたびら・スペース・しばた。公式フェイスブックページ
ブログ「人間日和」
ブログ「楕円生活の方法」
等を運用中。

2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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