高田馬場 炭火焼き「鳥やす本店」
居酒屋探偵DAITENの生活 第141回 2008年9月21日(日) 【地域別】 【時間順】
高田馬場 炭火焼き「鳥やす本店」
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お彼岸である。お彼岸というのは春の場合は春分の日を中日として前後3日間、秋の場合は秋分の日を中日として前後3日間、それぞれ一週間がお彼岸の期間である。彼岸2日目の日曜日、SAKURAと二人で墓参りに行った。お彼岸の最初の日曜日である。雨模様であるのに霊園への直通バスを待つ列はとても長かった。
霊園に到着して、買ってあった合羽を着て、墓を掃除していると途中から雨が強くなってきた。墓掃除で汗だくになってしまったので、帰りに近くの温泉施設に寄った。温泉から出た後、ビールを飲み、日本酒を飲んでしまった。帰り道、どこかの「居酒屋」でもう少し飲みたいということになるのは、我々にとっては当然の成り行きである。
JR山手線の高田馬場駅の改札を出ると目の前は早稲田通りである。山手線の高架下の横断歩道を渡ると、すぐに目の前に「さかえ通り」と書かれたアーチがある。
「さかえ通り」を歩いてゆくと、道は左に弓なりに曲がっていて、最後は東西に流れる神田川にぶつかる。神田川に出る少し手前、川を背にして右手にあるのが今日の目的の店、炭火焼き「鳥やす本店」である。昭和42年に開店したそうであるから創業40年以上ということになる。数年前、「吉田類の酒場放浪記」で紹介された時、20年以上前にこの店に入ったことを思い出した。学生やサラリーマンでいつも混んでいる店である。
思いの外、店内は空いていた。午後6時過ぎとはいえ、雨模様の日曜日である。お店の方に「珍しく空いてますね」と言うと、「やっぱりお天気のせいですかねえ・・・」とおっしゃる。
まずは、SAKURAは生レモンサワー(470円)、私は酎ハイ(350円)をお願いする。生レモンサワーはジョッキに焼酎と炭酸が入り、搾り器にレモン半個がついてくるものである。一緒に、ちいさな皿に大根おろしとウズラの卵が入った、小おろし(60円)が二つやってくる。お通しである。このお通しは180円の大おろしと替えることができる。
最初のつまみは、名物であるという手羽先と根菜の煮込み(300円)である。大根がうまかった。
さらに、焼き物をお願いする。柚子胡椒正肉焼(100円)、つくね(80円)、なんこつ(80円)、ぼんちり(70円)を各2本ずつである。
肉は大ぶりである。特に柚子胡椒とつくねが美味しかった。
さらに、SAKURAが一緒でなければ絶対に注文しないものを頼んだ。それは、雀(280円)と蛙(400円)である。食べることが出来ない訳ではないが、私は自分から頼もうとは思わない。
苦手な人が多い蛙を「鳥肉となんの違いがあるのかしら」と言いながら美味しそうに食べるSAKURAである。
お店の方によれば、今年の蛙は「鳥肉」よりも「魚」に近い味わいであるという。食べてみると白身魚に近い食感であった。
雀は開いていない状態で2匹が2本の串に一緒に刺されている。SAKURAは雀もバリバリと食べている。私も少しだけ食べてみた。たしかに、香ばしくて美味しい雀である。
SAKURAは小さい時に「ロビンソン・クルーソー」を読んで、なんでも食べて生き残らねばと思ったそうである。
墓参りの帰りに、「蛙」と「雀」を食べてしまう。まさに精進落としである。
富翁本醸造生貯蔵酒(640円)と御新香(300円)を頼む。
やってきた冷酒をガラスの杯に注いで、「蛙君と雀ちゃんに乾杯」と言い、改めて乾杯をした。
約50分ほどの滞在、お勘定は3,700円であった。午後7時20分に外に出てみると、外は土砂降りの雨であった。
SAKURAが「気持ち良い土砂降りね」と言う。凄い雨の中、跳ねるようにして二人で駅へと急いだ。
こちらのお店の支店を紹介 → 第419回 炭火焼き「鳥やす支店」

高田馬場 炭火焼き「鳥やす本店」
住所 東京都新宿区高田馬場3-5-7
電話 03-3368-6459
定休日 無休(正月休あり)
営業時間 平日17:00~24:00
交通 JR山手線高田馬場駅下車徒歩2分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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高田馬場 炭火焼き「鳥やす本店」




お彼岸である。お彼岸というのは春の場合は春分の日を中日として前後3日間、秋の場合は秋分の日を中日として前後3日間、それぞれ一週間がお彼岸の期間である。彼岸2日目の日曜日、SAKURAと二人で墓参りに行った。お彼岸の最初の日曜日である。雨模様であるのに霊園への直通バスを待つ列はとても長かった。
霊園に到着して、買ってあった合羽を着て、墓を掃除していると途中から雨が強くなってきた。墓掃除で汗だくになってしまったので、帰りに近くの温泉施設に寄った。温泉から出た後、ビールを飲み、日本酒を飲んでしまった。帰り道、どこかの「居酒屋」でもう少し飲みたいということになるのは、我々にとっては当然の成り行きである。
JR山手線の高田馬場駅の改札を出ると目の前は早稲田通りである。山手線の高架下の横断歩道を渡ると、すぐに目の前に「さかえ通り」と書かれたアーチがある。
「さかえ通り」を歩いてゆくと、道は左に弓なりに曲がっていて、最後は東西に流れる神田川にぶつかる。神田川に出る少し手前、川を背にして右手にあるのが今日の目的の店、炭火焼き「鳥やす本店」である。昭和42年に開店したそうであるから創業40年以上ということになる。数年前、「吉田類の酒場放浪記」で紹介された時、20年以上前にこの店に入ったことを思い出した。学生やサラリーマンでいつも混んでいる店である。
思いの外、店内は空いていた。午後6時過ぎとはいえ、雨模様の日曜日である。お店の方に「珍しく空いてますね」と言うと、「やっぱりお天気のせいですかねえ・・・」とおっしゃる。
まずは、SAKURAは生レモンサワー(470円)、私は酎ハイ(350円)をお願いする。生レモンサワーはジョッキに焼酎と炭酸が入り、搾り器にレモン半個がついてくるものである。一緒に、ちいさな皿に大根おろしとウズラの卵が入った、小おろし(60円)が二つやってくる。お通しである。このお通しは180円の大おろしと替えることができる。
最初のつまみは、名物であるという手羽先と根菜の煮込み(300円)である。大根がうまかった。
さらに、焼き物をお願いする。柚子胡椒正肉焼(100円)、つくね(80円)、なんこつ(80円)、ぼんちり(70円)を各2本ずつである。
肉は大ぶりである。特に柚子胡椒とつくねが美味しかった。
さらに、SAKURAが一緒でなければ絶対に注文しないものを頼んだ。それは、雀(280円)と蛙(400円)である。食べることが出来ない訳ではないが、私は自分から頼もうとは思わない。
苦手な人が多い蛙を「鳥肉となんの違いがあるのかしら」と言いながら美味しそうに食べるSAKURAである。
お店の方によれば、今年の蛙は「鳥肉」よりも「魚」に近い味わいであるという。食べてみると白身魚に近い食感であった。
雀は開いていない状態で2匹が2本の串に一緒に刺されている。SAKURAは雀もバリバリと食べている。私も少しだけ食べてみた。たしかに、香ばしくて美味しい雀である。
SAKURAは小さい時に「ロビンソン・クルーソー」を読んで、なんでも食べて生き残らねばと思ったそうである。
墓参りの帰りに、「蛙」と「雀」を食べてしまう。まさに精進落としである。
富翁本醸造生貯蔵酒(640円)と御新香(300円)を頼む。
やってきた冷酒をガラスの杯に注いで、「蛙君と雀ちゃんに乾杯」と言い、改めて乾杯をした。
約50分ほどの滞在、お勘定は3,700円であった。午後7時20分に外に出てみると、外は土砂降りの雨であった。
SAKURAが「気持ち良い土砂降りね」と言う。凄い雨の中、跳ねるようにして二人で駅へと急いだ。
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高田馬場 炭火焼き「鳥やす本店」
住所 東京都新宿区高田馬場3-5-7
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定休日 無休(正月休あり)
営業時間 平日17:00~24:00
交通 JR山手線高田馬場駅下車徒歩2分
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