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恵比寿 大衆酒場「カドヤ」

居酒屋探偵DAITENの生活 第159回  2008年11月30日(日) 【地域別】  【時間順】



恵比寿 大衆酒場「カドヤ」

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 中目黒で用事を済ませたSAKURAと私は、代官山経由で恵比寿まで歩いてやってきた。まずは、久しぶりに某有名もつ焼き店に入ってみる。しかし、酒つまみ共に値段が高くなっており、大衆居酒屋としての外観と価格のバランスの悪さに違和感を感じて、燗酒一杯ですぐに出てきてしまった。当然のごとく飲み足りない二人である。恵比寿駅西口にある大衆酒場「カドヤ」に入ってみることにした。

 店は名前の通り、角地に建っている。看板に大きく「大衆酒場」と書いてある。その下に「INTERNATIONAL PUBLIC STYLE」とある。面白い。
 まずは、ビール大瓶680円を頼む。銘柄は「モルツ」である。コンスターチを使っていないということで「モルツ」はSAKURAのお気に入りである。ザーサイと挽き肉いためのお通し(280円?)が出てくる。つまみは、鮭ハラス焼き580円。
 ビールの後はホッピーである。ホッピー400円は極私的ボーダーライン範囲内。ゆえに氷無しで呑むことにする。最近はボーダーラインを超えた場合は飲まないことにしている。

 たしかにコンセプト系の店である。客筋は前述の店と違い、若い層が主である。外国人の姿もあり、女性のグループも目立つ。
 SAKURAが外国人と目が合った時、相手が目をそらしたことを面白がる。
 「彼は日本社会へよく適応しているのだわ」と言う。

 つまみは300円、400円均一のメニューがたくさんある。うまく頼めば安くすむようである。
 2品目に納豆きつね焼き480円を頼んだ。SAKURAと二人で前述の店を批評する。ひとつの時代の終焉。人気店の退場。新しい客のことを考えていない店は衰退する。そして、同時に頑固さを忘れた店も終わる。客は10円の値上げにも敏感である。等々、言葉が飛び交う。

 最後の一杯は、カドヤ謹製焼酎ハイボール(350円)である。有名店や老舗の「看板」ではなく、コンセプト系の新しい店であっても、実質が伴えば良いのである。本物でなくてもディテイルがよく出来ていれば客は喜ぶのである。天井が高く換気が良いのも好感がもてた。この店が開店したのは2005年の8月である。すでに3年半の月日が流れているのである。酒場激戦区の恵比寿でそれだけ長く続いているのには、それなりの理由があるに違いない。

 約45分程の滞在で、お勘定は2人で3,050円であった。

 帰りに、恵比寿駅東口側に最近できた、まさにコンセプト系の飲屋街を見学に行く。時間がなかったので何も呑まずに、通路を行ったり来たりしただけであった。次回、ゆっくりと探索したいものである。

恵比寿 大衆酒場「カドヤ」
住所 東京都渋谷区恵比寿南1-8-3-1F
電話 03-5773-3601
定休日 年中無休
営業時間 16:00~23:30
交通 JR各線恵比寿駅西口より徒歩1分/東京メトロ日比谷線 恵比寿駅1番出口より徒歩1分


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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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