居酒屋探偵DAITENの生活 第170回 2009年1月17日(土)
【地域別】 【時間順】祐天寺 もつ焼き「ばん」 第3回

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「東京食べ歩き」参加中。
前回の
「神泉 居酒屋 萬安」で
新年会を御一緒した
「さてと、今夜はどこ行く?」 の
mariruuさんからメールをいただいた。
祐天寺の
もつ焼きの名店「ばん」へのお誘いであった。他にもあの時のメンバーがいらっしゃるとのこと。すぐに参加する旨を返信した。
午後3時ちょうど、東急東横線の
祐天寺駅に到着。すぐに、
もつ焼き「ばん」に向かった。
前回、
「ばん」を紹介したのは
2008年7月5日(土)であった。その時は30度以上の暑さであった。今は冬である。当然、とても寒い。駅前のロータリーを渡り、バス通りを歩く。ちょうど駒沢通りに出たところで携帯メールが来た。
mariruuさんからであった。「いつもなら開店している頃なのに開いておらず、店の周りに誰もいないので、休みではないでしょうか」といった内容であった。あまりにも近くだったので返信はせずに、
「ばん」へ急いだ。店より少し先のガードレールに座り携帯メールを打つ
mariruuさんのお姿が見えた。ちらりと、店の中をのぞくとエプロンをつけた従業員の方の働く姿がある。親切な
mariruuさんは全員にメールをしてくれていたのである。すぐに中の様子をお伝えする。
本来は4時が開店時間である。早めに来てしまった客がいると開けてくれるのである。今日はめずらしく早めに来るお客さんが少なかったのである。ゆえに、まだ店は開いていなかった。左の路地側に面している入口の前に二人で立ち、開店を待つ。しばらくすると、お店の方が入口から出ていらした。暖簾が出され、招き入れてくる。中に入りホッとする二人。一番乗りであった。
「ばん」で一番乗りは初めてだ。実にうれしいことである。
お店の方が開店の準備をしている。その様子を見ながら再会を喜び合い、お店の方に飲み物をお願いする。まずは、やはりサワー(300円)である。以前は250円だったものが値上がりしていた。しかし、中ジョッキに焼酎、氷、ハイサワーの瓶1本、二つ割のレモン1個が絞り器と一緒に出てくるというこのスタイルである。生レモンサワーと称して500円以上の値段をとるコジャレタお店も多い中、この300円は断然安い価格設定だ。今までよく頑張ってくれたと感謝したい程である。
まず、最初にサービスの糠漬けが出てくる。今日はキュウリ、人参、大根である。まずは、サワーで思いの外早く実現した再会を祝って、
mariruuさんと乾杯である。
まずは、もつ煮込み(300円)、トンビ豆腐2本(500円)、レバカツ(130円)2本、焼きものはレバ塩半生(100円)、ナンコツ塩(100円)、アブラタレ(100円)を各2本を注文する。この半生の状態のレバが美味かった。これは
mariruuさんの好物であるという。同感である。ナンコツも美味い、これは私好みのナンコツだ。しかし、
mariruuさんは鳥ナンコツ所謂ヤゲンがお好みであるという。そこで、
学芸大学の「むら井」では、豚と鳥の
両方のナンコツが食べられるというお話をする。
やがて、お店の方達から名前で呼ばれるような本当の常連の皆さんが次々にやってきて、カウンター席がうまっていった。
最初のサワーをいただいて、2杯目を頼もうかと思っている頃に、先日の新年会でやはり御一緒した
ブログ「ある日、風になれ。」の
chamiさんが今日も素敵な笑顔で登場である。
chamiさんもサワー。サワーの絞り器は1グループに一つ。ゆえに交代で絞ることになる。全員のサワーが揃ったところで乾杯。
やがて、3番目に登場したのは、
ブログ「呑んでたまるか!」の
croquettepunchさん。
croquettepunchさんはホイス(320円)を注文。これで本日のメンバー全員集合、今日三回目の乾杯である。
ここで、てっぽう(100円)、つくね(100円)、アブラ(100円)、かしら(100円)を
croquettepunchさん好みのタレで4本づついただく。
野菜も食べなければと、エシャレット(250円)とセロリ(250円)を注文、やってきたエシャレットのみそとセロリのマヨネーズを混ぜて、みそマヨを作り食べるのが
croquettepunchさんのおすすめであった。
ホイス、サワーなどを数杯飲んだ後は地酒大(480円)に切り替える。この値段設定も安い。
コメントのやりとりで知ったのであるが、「ばん」の
前回の記事を書いた時、たまたま
mariruuさん、
croquettepunchさん、
chamiさん、
大徳寺さん、さらには、
「ばん」のホームページを作っていらっしゃる
ブログ「もつ焼き・オリジナル」の
たかじろうさんが同じ空間で飲んでいらしたのである。当然、その時の話で盛り上がった。有名店ではこの手の話はよくあるに違いない。
午後5時少し前に
sakuraからメールが入ったようである。しばらくして返信をしようとしてメールを打っていると、目の前に
sakura本人の顔があった。ちょっとびっくりである。背後ではsakuraの片腕の
創間元哉君が頬笑んでいる。実は「萬安」での新年会の時、途中
sakuraから
祐天寺の「ばん」で一人で飲んでいるというメールが入ったのである。
sakuraも創間君も皆さんと会うのはもちろん初めてである。初めましての御挨拶の後、となりの人生の先輩の二人客の方々が席を空けてくれようとする。しかし、これ以上長居するのはお店に申し訳ないので「河岸を変える」ことにした。
sakuraと創間君には、行きつけの店に先に行っているように伝え、お勘定をお願いする。
「お先に失礼します」と人生の先輩の皆さんに御挨拶してから4人で外に出た。
「ばん」の脇から
「効明泉」という銭湯の前を通り、次の店に向かう抜け道を急いだ。
約2時間ちょっとの滞在。お勘定は4人で9,980円という素晴らしい数字であった。
祐天寺 もつ焼き「ばん」住所 東京都目黒区祐天寺2-8-17
電話 090-4706-0650
定休日 日曜・祝日 営業時間 16:00~23:00
(ラストオーダー22:30。閉店と同時に強制退去となるので御注意。)
交通 東急東横線「祐天寺」徒歩5分
たかじろうさんがお作りになっている「ばん」のホームページはこちら→
http://www.running-dog.net/ban/
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コメント
居酒屋探偵DAITEN
居酒屋探偵DAITENです。
鋭い観察力などと・・・恐縮です。
「丸ちゃん」も今後ともよろしくお願いします。
今度は私の方からも突然お誘いするかもしれません。
その時はよろしくお願いします。
2009/01/19 URL 編集
居酒屋探偵DAITEN
居酒屋探偵DAITENです。
sakuraや創間君が現れるとは私も思っておりませんでした。
メールを打っていたら目の前に相手がひょっこりでしたから。
だいぶ呑みましたね、きっと。
大とっくりが次々に目の前を通ったような。
また、よろしくお願いします。
2009/01/19 URL 編集
mariruu
3時にばんが閉まっているのを見た時には、焦りましたが、DAITENさんの鋭い観察力に救われました!
次のお店も良かったですねえ。
ありがとうございました。
今度は渋谷でヤゲンでも♪
これからも何卒宜しくお願いいたします。
2009/01/19 URL 編集
chami
皆でお燗 相当呑んだはずですよね(笑)ケロッとしてましたが〜。
とても楽しかったです。またお逢い出来る日まで!
2009/01/19 URL 編集