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武蔵小杉 小料理「鈴屋」

居酒屋探偵DAITENの生活 第208回  2009年5月8日(金)  【地域別】  【時間順】



武蔵小杉 小料理「鈴屋」

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 武蔵新城からJR南武線に乗った私とOZAKI先生は一つ隣の武蔵中原駅前に降り立った。駅の周辺を歩く。改札前のガード下にストアがあるだけで、駅周辺に買物をするような店も無い。周辺を歩いてみても商店街らしきものもまったく無い。駅の北側脇を通る中原街道の向う側に居酒屋が何軒も入ったビルが見えた。看板を見ると、各階に一軒ずつ店が入っている。どこもチェーン店のようである。二人とも最初からチェーンの居酒屋に入るつもりはない。
 ビルの隣にある交番にOZAKI先生が入っていった。しばらくして、OZAKI先生が交番から顔を出して私を呼ぶので、交番の中に入ってゆく。交番の巡査の方が親切に話を聞いてくれた。
 「ものかして、野毛にあるような酒場の集まった地域を探しておられるのですか?」と言う。たしかにその通りである。巡査の方の話によれば、そういう場所も店も周辺には無いそうである。丁寧に礼を言って外に出た。

 「僕たち、きっと普通には見えないでしょうねえ」とOZAKI先生。
 モジャモジャ頭に髭面の痩せた男、坊主頭にハンチング、ズームレンズをつけた一眼レフカメラを持った太った男の二人である。
 「気質には見えないだろうから、きっと、何かの取材だと思ったと思うよ」と私。
 こうして、我々「取材班」は武蔵中原での取材をあきらめ、中原街道でタクシーに乗車、武蔵小杉駅を目指して移動したのであった。

 JR武蔵小杉駅前で車を降りて、周辺を散策、2007年1月19日第5回の記事で紹介した居酒屋「まるみ」のそばを通る。
 さらに、武蔵小杉の有名居酒屋の前を通り、再び、東急東横線と目黒線のガードの脇に出た。ガードの下をくぐって、向かったのが小料理「鈴屋」である。OZAKI先生と入ったのは、今から三年以上前であろうか。もちろん、ブログを始める前である。

 小料理「鈴屋」はガード脇にある小さなビルの一階にある。外観の写真を撮って、入口のガラス戸を開ける。右手に7人ほどがやっと座れる小さなコの字カウンターがあり、その中が調理場になっている。調理場の中に大将が一人。カウンター席には女性客が二人座っていた。
 左手には小上がり席が二つ。手前は子供連れの御夫婦が座っておられる。奥の方の席を見ると、座布団を一部折り重ねないと置けない程の幅の狭さである。大柄の男同士が四人座るには、通路側の二人は片脚を通路に出して座らなければならない。
 すぐに、男性の一人客が次々に入ってこられ、先に来ていた女性客たちと会話が弾んでいた。やはり全員が常連である。

 まず、キリンラガービールの中瓶とグラスを二つもらい、OZAKI先生は焼酎お湯割に梅干を入れてもらった。つまみは、サーモンルイベ(630円)、ひらめ刺身(735円)を頼む。
 いろいろと昔話をしながらゆっくりと飲んだ。
 丁寧に切られたルイベと薄作りのヒラメが美しい。居酒屋で店内写真を絶対撮らないという私のポリシーを知った上で、OZAKI先生が「写真を撮りたくなりますよね」と言う。色も美しいが淡泊な味がうれしい。
 「ホッとする味ですね、北海道の食べ物は美味しいです。北海道旅行をした時、稚内で食べたホッケの皮のうまさを思い出します」とOZAKI先生。
 刺身を食べてしまうと、やはり酒が欲しくなる。我慢出来ずに燗酒一合をもらった。さらに、もう一本燗酒をもらって締めることにした。

 午後9時00分から午後10時30分まで1時間半の滞在。お勘定は2人で3,800円であった。


  武蔵小杉鈴屋看板

武蔵小杉 小料理「鈴屋」
住所 神奈川県川崎市中原区新丸子東2-907
電話 044-433-8944
定休日 日曜祝日休
営業時間  17:00~23:00
交通 JR南武線武蔵小杉駅下車徒歩2分・東急東横線/目黒線武蔵小杉駅下車徒歩3分


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