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荏原町 居酒屋「一休屋」

居酒屋探偵DAITENの生活 第210回  2009年5月14日(木)   【地域別】  【時間順】


2011年冬閉店

※2009年5月13日 270,000カウント通過 感謝!

荏原町 居酒屋「一休屋」(いっぶくや)

   荏原町一休屋

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 夕暮れ時、散歩をしながら荏原町の商店街を歩くことが多い。今日もこの長大な荏原町商店街を歩いていた。第148回第186回で紹介した居酒屋「鳥竹」が入っている荏原町駅の近くの「古いマーケット」の一角である。そのマーケットのえばらまち商店街に面した部分に小さな居酒屋がある。以前から一度は入ってみたいと思っていたのであるがその度に常連らしき人たちで満席の時が多かった。それが、今日はカウンターの中を覗くと男性が一人座っているだけである。思い切って入ってみることにした。

 中に入ると、カウンター席の一番奥に座っていた男性が立ち上がる。「いらっしゃい」と言う。お客さんだと思っていた人がマスターであったのである。時折、誰も座っていないと入り難いという理由でマスターが御自分で席に座っている時がある。今回もそうであったのかもしれない。

 L字カウンターは6席のみである。テーブルなどはない。
 一見無口なマスターに「レモンサワー(390円)お願いします」と言う。
 「レモンサワーですね」と言って、小さなジョッキにレモンサワーを作ってくれる。ハイサワーのボトルを使っている。
 お通しは白菜おしんこ。つまみとして、もずく酢(250円)を頼んだ。

 メニューにはホッピーもあったが500円という価格から見て、焼酎がたくさん入っているお酒に強い人用のホッピーの出し方と見て止めることにした。
 いかげそ串焼き(290円)を頼み、ウイスキーを飲んでみることにした。
 「ウイスキー(450円)ってのはどんな感じなんですか?」と聞くと、
 「ウイスキーは角瓶で、うちのは最初からダブルで、めんどうくさいので水をつけて、勝手に割ってくださいというやつなんですよ。」と言う。
 ウイスキーのロックグラスに氷とウイスキーが入ったものと、ビアタンブラーに氷と水が入ったものが一緒に出てくる。どちらも一杯入っているので、ウイスキーに氷水を入れて、少し飲み、また氷水を入れて、少し飲みを繰り返す訳である。なにやら懐かしい感じがして、いい感じである。

 マスターは思いの外、饒舌な方であった。最近の景気の話などをする。開店は三年前であるそうである。なんと、午前五時まで営業しているそうで、夜中は水商売関係の人が来てくれるとのこと。
 入口にたこ焼きを焼く台がある。以前はよく焼いて売っていたのであるが、最近はあまりやっていないそうである。焼き台の脇に外テーブルがあり、そこで飲んでいる人を見かけたこともある。
 やがて、まさに御出勤前のママさんという感じの方が入ってこられた。話を聞くマスターのその様子から温厚で面倒見の良い、練れたマスターであることが解る。色々な人がマスターに話を聞いてもらいに来るに違いない。
 抹茶割り(390円)と、ハンペンバター(290円)をもらい、これを飲んで締めとした。

 午後6時45分から7時25分まで40分ほどの滞在。お勘定は2,260円であった。
 「お時間があったらまたどうぞ」と送り出してくれる。
 夜中に寂しくなって、一杯飲みたくなったら、「一休屋(いっぷくや)」のマスターに会いに来るのもいいかもしれない。

 ※  ※  ※

 2011年3月9日 追記

 久しぶりにお店の前を通ってみると、改装工事中であった。飲み屋さんではない、まったく違う業種のお店のようであった。


居酒屋「一休屋」(いっぷくや)
住所 東京都品川区中延5-2-6
電話 ?
定休日 日曜祝日休
営業時間 17:00~05:00
交通 東急大井町線荏原町駅下車徒歩2分。



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


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荏原町

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