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都立大学 立ち呑み「新世界」

居酒屋探偵DAITENの生活 第211回  2009年5月16日(土)   【地域別】  【時間順】



都立大学 立ち呑み処「新世界」

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 土曜日の午後、目黒区碑文谷などを散策して5㎞ほど歩いた。たどり着いたのは、都立大学駅である。都立大学駅に続く高架下には、昔から商店街があった。「トリツフードセンター」といって、二階はスナックや居酒屋などの入ったいわゆる「名店街形式」の飲食街になっていた。
 都立大学駅改札を出て、自由が丘方面に向かって、改札の後ろ側に回り込むように歩いて行くと、すぐそばに呑川に蓋をして出来た緑道が通っていて、東横線と交差している。そのガード下の部分は広場になっていて座ることが出来る場所がある。
 稽古帰り、SAPの役者たちとコンビニで買ってきた缶ビールを呑みながらここで話すことがある。この広場の隣には前述した「トリツフードセンター」の入口があって、そこに「レモンハート」という不思議な名前の立ち呑み店があった。壁が狭いカウンターになっていて屋根の無い立ち呑みコーナーになっていて、客は公道に立ち、焼き鳥を食べながら銘柄の日本酒を飲むことが出来た。激しい雨の日は営業出来なかったのではないだろうか。その場所は現在、持ち帰りの焼き鳥店になっている。なお、「レモンハート」は現在、「トリツフードセンター」の二階でお好み焼き店として営業している。

 広場の手前側、駅舎の裏側にあたる場所に公衆トイレがある(下写真)。ここの広場で酒を飲んでいる人の姿をよく見かける理由の一つは、この公衆トイレの存在が大きいように思う。

   都立大学公衆トイレ

 この公衆トイレを挟んだ外側のスペースに一軒ずつ飲食店が入るようになったのは何年前であろうか。「三崎市場」という海鮮丼を売る店だった時期もあった。
 現在、二つのスペースはそれぞれ立ち呑み店になっている。

 まずは、改札を出て、右に回り込んだ側にある串揚げ中心の立ち呑み処「新世界」に入ってみることにした。カウンターは十人が入れば一杯の横一列のもの。
 縄のれんをくぐり店に入ったのは午後4時半であった。串揚類はパン粉をつけた状態で並べられている。カウンターの中では異国系のママさんが忙しそうに仕込みをしている。
 店内には左端にカップルが一組、私の左側に男性客が一人。それから、私が入ってすぐに入って来られた男性客が私の右隣に立たれた。まずは、黒ホッピーセット(368円)をお願いする。出てきた焼酎の量は多めである。右隣の男性の注文にのって、冷やっこ(210円)をお願いした。さらに、串揚はマグロの尾の身(105円)とレンコン(105円)にする。

 二杯目はレモンサワー(315円)。カウンターの中の大鍋では煮込みのようなものが作られていた。左隣の常連の方が「カレーいい?」と聞く。「もういいよ」と言って、ママさんがさきほどの煮込みのような物をお皿に入れて常連の方の前に置いた。「カレーですか?」と私が聞くと、常連の方が「タイカレーですよ」とおっしゃる。ママさんが小さなお皿に入れて味見をさせてくれた。辛くてうまい。時々しか作らないらしく、常連の方もなかなか食べられないそうである。因みにライスはメニューにない。

 常連の方と、近隣にできる新しい店の話をした。先ほどの「トリツフードセンター」の一階にワインを飲ませる立ち呑み店が出来るそうである。実際に後で行ってみると、新しいスペースが作られ、カウンターが出来ていた。まだ工事中で備品などは入っていない。さらに、「レモンハート」が移転した場所に出来たお持ち帰りの焼き鳥店も、建物の内側で立ち飲めるようにするらしい。この両店が出来ると周辺に4軒の立ち呑み店があることになる。なかなかの立ち呑み激戦区である。常連の方から色々と面白い話を聞くことが出来た。収穫である。

 串揚はそこそこにうまかった。店名が「新世界」であり、「ソース二度づけ禁止」と店内のあちらこちらに書いてあるので、一見大阪風の串揚げ店のように思える。しかし、串揚類はパン粉をつけた状態で並べられている。「二度づけ禁止」は衛生上を考えれば、当たり前のこと。ホッピーがある点、ちょっと変わったつまみがある点など、大阪人の方が満足するような浪速の串揚げ店と考えてはいけないのかもしれない。安く飲める近所の立ち呑みとして考えれば、十分である。
 常連の方やママさんの話から公衆トイレをはさんだ反対側にある立ち呑み店も同じ経営母体らしいことが解った。ママさんは以前、裏側の立ち飲み店が「三崎市場」という海鮮丼の店であった頃、そちらで働いていたという。この後、他にも二つの店が同じ経営である証拠をいくつも発見したのであった。

 午後4時30分から5時まで30分の滞在。お勘定は端数を切ってくれたようで、1,100円であった。


 (つづく)

   都立大学新世界看板

都立大学 立ち呑み処「新世界」
住所 東京都目黒区中根1-5-1
電話 ?
定休日 日曜祝日休
営業時間 16:00~
交通 東急東横線都立大学駅下車徒歩30秒。

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新岳大典

新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。
http://izakaya.daitenkan.jp/
2018.1より上記のURLとなりました。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。
2011.7よりfacebook参加
https://www.facebook.com/daiten.aratake/

劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。

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かたびら・スペース・しばた。公式サイト
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ブログ「人間日和」
ブログ「楕円生活の方法」
等を運用中。

2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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