川崎 横丁ホルモン酒場「然じか」
居酒屋探偵DAITENの生活 第237回 2009年7月18日(土) 【地域別】 【時間順】
川崎 横丁ホルモン酒場「然じか」

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最近は自分の生まれた場所、川崎駅西口近辺に行くことが多い。
元の東芝の本社であった堀川町事業所跡に、2006年9月28日作られた「ラゾーナ川崎プラザ」という巨大ショッピングセンターに行くためである。「ビックカメラ」、「ユニクロ」、「無印良品」、「ロフト」、「丸善」を始め、様々なショップがあり、「109シネマズ川崎」というシネマコンプレックスや「ラゾーナ川崎ソル」というライブスペースまである。様々な飲食店や食品店、「三和」という巨大な食品ストアもあるので、ここに行けばほとんど何でも食べることが出来る。「お金」があればこれほど楽しめる場所もない。
← 左はミューザ川崎、右はラゾーナ川崎プラザ
「ラゾーナ川崎プラザ」の前には、「ミューザ川崎」がある。その中心は1997席という巨大なコンサートホール、「ミューザ川崎シンフォニーホール」であり、傍らには27階建てのオフィス棟がある。このオフィス棟の一番端のエスカレーターを降りた辺りのところに私の生まれた家があったことは、今まで何度も書いてきた。
← 「ソリッド・スクエア」
「ラゾーナ川崎プラザ」での買い物を済ませて、北東側の住宅棟の前を通り、JR線の線路の西側を歩いてゆくと、左手に「ソリッド・スクエア」が見えてくる。「ソリッド・スクエア」は24階建の高層ビル2棟と開閉式ガラスドームと円形の池を持つアリーナがあり、地下にはホールやアスレチックがある。
外観からは中の様子があまりよく解らない。比較的地味な入口からガラス張りの建物の中に入った途端、そこに広がる素晴らしい空間には誰もが驚かされるであろう。
ちょうど3階の高さまである大きな四角い空間。その真ん中に円形の浅い人工池が作られている。池の周囲に木製のベンチが所々に置かれていて、全体の照明が抑えられており、実に落ち着く。ベンチには多くの人々が静かに座っていた。池の周りにはコンビニの「ampm」があったり、中華料理店、カフェ、「大戸屋」等があって食事も出来る。川崎駅周辺散策の際、夏の暑い日でも涼しく休むことの出来る穴場的な場所がこのアリーナかもしれない。
← 「ソリッド・スクエア・アリーナ」 天井部分のガラスドームが開閉する。
さて、「ソリッド・スクエア」の前の道を渡った西側の住宅街の中に、飲食店が数軒集まっている一画がある。なかなか渋い居酒屋やスナックなどがある。その中に、最近になって出来た横町ホルモン酒場「然じか」という店に行ってみることにした。
店に入ると、右手にはテーブル席が列んでおり、左手奥がカウンター席になっている。
カウンター席には先客の方が二人座っておられた。その真ん中辺りの席に座った。
まずは、川崎ハイボール(300円)を頼んだ。これは普通のチューハイである。つまみは、白のもつ煮込み(300円)、オニオントマト(200円)にした。
最初に出てきた「オニオントマト」は甘辛いたれがトマトと玉葱にかかっているもので、想像していたものとは違っていた。次の「白のもつ煮込み」は白モツとコンニャクのみ、味もよく量も十分である。別に赤のもつ煮込み(300円)というのもあった。
店内に流れるのは〈レゲエ・ミュージック〉である。最近、〈レゲエ〉の掛かっている店が多い。親父酒場における〈演歌〉に対して、若者酒場は〈レゲエ〉である。演歌をかけるにしても〈レゲエ〉をかけるにしても、同じ曲調が延々と続いていて、BGMとして邪魔にならないという点では同じかもしれない。
ホッピーセットは450円であった。因みに中は100円。外は350円。ここから歩いて行ける場所に、何度か紹介した居酒屋「味よし」がある。居酒屋「味よし」のホッピーは、お店側で作ってくれるタイプであり、小さなレモンの断片の入っていた。こちらのお店では、「氷無し」と頼まないと「氷入り」が出てきてしまう。しかし、ちゃんと冷えたジョッキと冷えたホッピーで出てきてくれたので、美味しく飲むことが出来た。
さらに、鶏なんこつポン酢(300円)を頼んだ。肉の多いヤゲン(鶏ナンコツ)である。これは良いつまみになった。
三杯目を飲もうと思い、メニューにあった然じかハイボール(350円)が何であるかをお店の方に聞いた。すると、焼酎のコークハイであるという。コーラは苦手なので、仕方なくチューハイ(300円)にする。
並びの先輩は、ホッピーの「中」の3杯目を追加された。渋い声で「なか」と一声。かっこいい。セット450円+中100円+中100円=650円である。650円で酔えるのだから酔いたい方には素晴らしい選択かもしれない。しかし、持病をいろいろ持ちながら居酒屋探偵をやっている私にとっては危険な飲み方である。
その他、地酒や焼酎も比較的豊富であり、安い価格で置いている。私は自分で焼くホルモンの店よりも焼いてくれるホルモン焼きの店が好きである。
三杯三品で滞在時間は45分間であった。お勘定は1,850円であった。
並びには渋い居酒屋や和風スナックがある。周辺は住宅街。近くのソリッドスクエアの中に入っている企業が休みではない平日の夜には、盛況な地域なのかもしれない。
近くのバス停からバスに乗って帰ることにした。自販機で500ミリリットル入りの水を買って飲む。短時間に早いペースで、数軒を飲みながら歩く、「ネットサーフィン」ならぬ「居酒屋サーフィン」をする方には、途中でペットボトル一本の水の補給をお勧めする。
酔い過ぎて、せっかくの思い出を忘れてしまうのも悲しいし、水分補給はなによりも健康によいのである。

川崎 横丁ホルモン酒場「然じか」
住所 神奈川県川崎市幸区幸町2-681-26
電話 044-556-0991
定休日 日曜日
営業時間 11:30~13:30/17:00~23:00
交通 JR京浜東北線・東海道線・南武線川崎駅下車徒歩8分、京浜急行京急川崎駅下車徒歩7分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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川崎 横丁ホルモン酒場「然じか」




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最近は自分の生まれた場所、川崎駅西口近辺に行くことが多い。
元の東芝の本社であった堀川町事業所跡に、2006年9月28日作られた「ラゾーナ川崎プラザ」という巨大ショッピングセンターに行くためである。「ビックカメラ」、「ユニクロ」、「無印良品」、「ロフト」、「丸善」を始め、様々なショップがあり、「109シネマズ川崎」というシネマコンプレックスや「ラゾーナ川崎ソル」というライブスペースまである。様々な飲食店や食品店、「三和」という巨大な食品ストアもあるので、ここに行けばほとんど何でも食べることが出来る。「お金」があればこれほど楽しめる場所もない。

「ラゾーナ川崎プラザ」の前には、「ミューザ川崎」がある。その中心は1997席という巨大なコンサートホール、「ミューザ川崎シンフォニーホール」であり、傍らには27階建てのオフィス棟がある。このオフィス棟の一番端のエスカレーターを降りた辺りのところに私の生まれた家があったことは、今まで何度も書いてきた。

「ラゾーナ川崎プラザ」での買い物を済ませて、北東側の住宅棟の前を通り、JR線の線路の西側を歩いてゆくと、左手に「ソリッド・スクエア」が見えてくる。「ソリッド・スクエア」は24階建の高層ビル2棟と開閉式ガラスドームと円形の池を持つアリーナがあり、地下にはホールやアスレチックがある。
外観からは中の様子があまりよく解らない。比較的地味な入口からガラス張りの建物の中に入った途端、そこに広がる素晴らしい空間には誰もが驚かされるであろう。
ちょうど3階の高さまである大きな四角い空間。その真ん中に円形の浅い人工池が作られている。池の周囲に木製のベンチが所々に置かれていて、全体の照明が抑えられており、実に落ち着く。ベンチには多くの人々が静かに座っていた。池の周りにはコンビニの「ampm」があったり、中華料理店、カフェ、「大戸屋」等があって食事も出来る。川崎駅周辺散策の際、夏の暑い日でも涼しく休むことの出来る穴場的な場所がこのアリーナかもしれない。

さて、「ソリッド・スクエア」の前の道を渡った西側の住宅街の中に、飲食店が数軒集まっている一画がある。なかなか渋い居酒屋やスナックなどがある。その中に、最近になって出来た横町ホルモン酒場「然じか」という店に行ってみることにした。
店に入ると、右手にはテーブル席が列んでおり、左手奥がカウンター席になっている。
カウンター席には先客の方が二人座っておられた。その真ん中辺りの席に座った。
まずは、川崎ハイボール(300円)を頼んだ。これは普通のチューハイである。つまみは、白のもつ煮込み(300円)、オニオントマト(200円)にした。
最初に出てきた「オニオントマト」は甘辛いたれがトマトと玉葱にかかっているもので、想像していたものとは違っていた。次の「白のもつ煮込み」は白モツとコンニャクのみ、味もよく量も十分である。別に赤のもつ煮込み(300円)というのもあった。
店内に流れるのは〈レゲエ・ミュージック〉である。最近、〈レゲエ〉の掛かっている店が多い。親父酒場における〈演歌〉に対して、若者酒場は〈レゲエ〉である。演歌をかけるにしても〈レゲエ〉をかけるにしても、同じ曲調が延々と続いていて、BGMとして邪魔にならないという点では同じかもしれない。
ホッピーセットは450円であった。因みに中は100円。外は350円。ここから歩いて行ける場所に、何度か紹介した居酒屋「味よし」がある。居酒屋「味よし」のホッピーは、お店側で作ってくれるタイプであり、小さなレモンの断片の入っていた。こちらのお店では、「氷無し」と頼まないと「氷入り」が出てきてしまう。しかし、ちゃんと冷えたジョッキと冷えたホッピーで出てきてくれたので、美味しく飲むことが出来た。
さらに、鶏なんこつポン酢(300円)を頼んだ。肉の多いヤゲン(鶏ナンコツ)である。これは良いつまみになった。
三杯目を飲もうと思い、メニューにあった然じかハイボール(350円)が何であるかをお店の方に聞いた。すると、焼酎のコークハイであるという。コーラは苦手なので、仕方なくチューハイ(300円)にする。
並びの先輩は、ホッピーの「中」の3杯目を追加された。渋い声で「なか」と一声。かっこいい。セット450円+中100円+中100円=650円である。650円で酔えるのだから酔いたい方には素晴らしい選択かもしれない。しかし、持病をいろいろ持ちながら居酒屋探偵をやっている私にとっては危険な飲み方である。
その他、地酒や焼酎も比較的豊富であり、安い価格で置いている。私は自分で焼くホルモンの店よりも焼いてくれるホルモン焼きの店が好きである。
三杯三品で滞在時間は45分間であった。お勘定は1,850円であった。
並びには渋い居酒屋や和風スナックがある。周辺は住宅街。近くのソリッドスクエアの中に入っている企業が休みではない平日の夜には、盛況な地域なのかもしれない。
近くのバス停からバスに乗って帰ることにした。自販機で500ミリリットル入りの水を買って飲む。短時間に早いペースで、数軒を飲みながら歩く、「ネットサーフィン」ならぬ「居酒屋サーフィン」をする方には、途中でペットボトル一本の水の補給をお勧めする。
酔い過ぎて、せっかくの思い出を忘れてしまうのも悲しいし、水分補給はなによりも健康によいのである。

川崎 横丁ホルモン酒場「然じか」
住所 神奈川県川崎市幸区幸町2-681-26
電話 044-556-0991
定休日 日曜日
営業時間 11:30~13:30/17:00~23:00
交通 JR京浜東北線・東海道線・南武線川崎駅下車徒歩8分、京浜急行京急川崎駅下車徒歩7分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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