横浜 立ち飲み・そば処「安兵衛」横浜西口店
居酒屋探偵DAITENの生活 第287回 2009年11月24日(火) 【地域別】 【時間順】
横浜 立ち飲み・そば処「安兵衛」横浜西口店
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横浜の先輩、YOUSAKU氏と濱也耕誠氏と3人で、前回の店を出た後、派新田間川に掛かる鶴屋橋を渡り、最初の角を右に曲がると、その道は左にカーブしている。その道の左手にYOUSAKU氏が良く行く中華料理店がある。
← 中華料理「珍来」
二軒目は、この中華料理「珍来」に入った。ビールと日本酒をいただき、海老のマヨネーズあえや麻婆茄子などをいただいた。店内はサラリーマンとOLらしき女性たちで一杯であった。大きなテーブルに相席は当たり前の状態であった。二軒目ではあるが、こちらのお店は中華料理店である為、「居酒屋探偵DAITENの生活」の正式な記事にはしなかった。
「珍来」を出た後、来た道を戻って、鶴屋橋の通りに出るとその角に、昼はそばや定食が中心、夜になると立ち飲み店として機能する店、そば・定食・お酒「安兵衛」があった。本日の3軒目である。
店の表には、大きく「オール300円 飲み処 安兵衛」という布製の看板が出ている。今、流行の全品300円を売りにした店になっていた。尊敬する浜田信郎さんのブログ「居酒屋礼賛」の2006年5月31日の記事で同店が紹介されていた時点では、オール300円ではなかったようで、ホッピーの黒と白が当時は400円であった。値下げしたとすれば素晴らしいことである。
左壁には10人程が立てるカウンター、店の真ん中に立ち飲みテーブルが2個、入って右手に四人程度が立てる壁カウンターがある。その壁カウンター前に立つことにした。YOUSAKU氏が馴れた様子で奥の方へ行き、自動販売機で券を買うと、日本酒(300円)2本、マグロ中落ち(300円)を持ってこられた。
日本酒で再び乾杯である。濱也耕誠氏は、立ち飲み店に入ったのは初めてだそうである。「カルチャーショック」を受けた様子であった。3軒目で3人ともだいぶ酔いが回ってきた。カウンターに肘をついて話し、楽しく笑い会う。「横浜に帰ってきなよ」と言ってもらい、本気で考えてしまう。やがて、第二の故郷、横浜に帰る日が来ると思う。
2回目は、私が自販機に向かった。揚げ出し豆腐(300円)、ホッピー(300円)、スーパードライ小瓶(300円)を買った。昼は立ち食いそば店、夜は立ち飲みの居酒屋。この業態は強い。長持ちをしている店を何軒も知っている。昼来店してそばを食べた客が再び夜になって軽く飲みに来る。
自販機で先払い、食べ物も酒も客が受け取って自分の場所へ運ぶ。片づけも自分でする。マクドナルドなどのファーストフード店に馴れているので、特に片づけることに抵抗はない。フロアの人件費はいらない。昼と夜の「二毛作」的経営が出来る。デフレ的傾向の今の時代、親父世代向けには最強の業態かもしれない。
あちらこちらに出来ている「カフェ」もまた昼は食事、午後はコーヒー、夜は食事とお酒という風に使われる。立ち食い蕎麦兼立ち飲み店は、若い世代には、行きつけの「カフェ」はリビングダイニングの延長かもしれない。
しかし、親父世代にとっては、立ち飲み店は「カフェ」ではない。家に居場所の無い親父たちにとって、リビング・ダイニングではかえって落ち着かないのだ。鳥にとっての止まり木のように、少しの間、安心して遠くを見ることの出来る居場所、それが立ち飲み店かもしれない。
午後9時から45分ほどの滞在。支払いは1,800円であった。
本日は、3軒とも情報だけは知っていたけれど、実際に入ったのは初めてだった。今日は完璧にYOUSAKU氏のセレクトにお任せしたことになる。感謝。
横浜駅西口改札まで行き、それぞれの帰路につく。楽しい夜であった。
JR京浜東北線に乗り込んだ。そして、そのまま、まっすぐ帰るつもりであった。しかし、実際にはもう一軒行ってしまった。
(つづく)

横浜 立ち飲み・そば処「安兵衛」横浜西口店
住所 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-16-5
電話 045-312-9365
定休日 無休
営業時間 07:00~23:30(金・土・祝前日07:00~24:00)
交通 JR横浜駅西口より徒歩3分、きた西口より徒歩2分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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横浜 立ち飲み・そば処「安兵衛」横浜西口店



横浜の先輩、YOUSAKU氏と濱也耕誠氏と3人で、前回の店を出た後、派新田間川に掛かる鶴屋橋を渡り、最初の角を右に曲がると、その道は左にカーブしている。その道の左手にYOUSAKU氏が良く行く中華料理店がある。

二軒目は、この中華料理「珍来」に入った。ビールと日本酒をいただき、海老のマヨネーズあえや麻婆茄子などをいただいた。店内はサラリーマンとOLらしき女性たちで一杯であった。大きなテーブルに相席は当たり前の状態であった。二軒目ではあるが、こちらのお店は中華料理店である為、「居酒屋探偵DAITENの生活」の正式な記事にはしなかった。
「珍来」を出た後、来た道を戻って、鶴屋橋の通りに出るとその角に、昼はそばや定食が中心、夜になると立ち飲み店として機能する店、そば・定食・お酒「安兵衛」があった。本日の3軒目である。
店の表には、大きく「オール300円 飲み処 安兵衛」という布製の看板が出ている。今、流行の全品300円を売りにした店になっていた。尊敬する浜田信郎さんのブログ「居酒屋礼賛」の2006年5月31日の記事で同店が紹介されていた時点では、オール300円ではなかったようで、ホッピーの黒と白が当時は400円であった。値下げしたとすれば素晴らしいことである。
左壁には10人程が立てるカウンター、店の真ん中に立ち飲みテーブルが2個、入って右手に四人程度が立てる壁カウンターがある。その壁カウンター前に立つことにした。YOUSAKU氏が馴れた様子で奥の方へ行き、自動販売機で券を買うと、日本酒(300円)2本、マグロ中落ち(300円)を持ってこられた。
日本酒で再び乾杯である。濱也耕誠氏は、立ち飲み店に入ったのは初めてだそうである。「カルチャーショック」を受けた様子であった。3軒目で3人ともだいぶ酔いが回ってきた。カウンターに肘をついて話し、楽しく笑い会う。「横浜に帰ってきなよ」と言ってもらい、本気で考えてしまう。やがて、第二の故郷、横浜に帰る日が来ると思う。
2回目は、私が自販機に向かった。揚げ出し豆腐(300円)、ホッピー(300円)、スーパードライ小瓶(300円)を買った。昼は立ち食いそば店、夜は立ち飲みの居酒屋。この業態は強い。長持ちをしている店を何軒も知っている。昼来店してそばを食べた客が再び夜になって軽く飲みに来る。
自販機で先払い、食べ物も酒も客が受け取って自分の場所へ運ぶ。片づけも自分でする。マクドナルドなどのファーストフード店に馴れているので、特に片づけることに抵抗はない。フロアの人件費はいらない。昼と夜の「二毛作」的経営が出来る。デフレ的傾向の今の時代、親父世代向けには最強の業態かもしれない。
あちらこちらに出来ている「カフェ」もまた昼は食事、午後はコーヒー、夜は食事とお酒という風に使われる。立ち食い蕎麦兼立ち飲み店は、若い世代には、行きつけの「カフェ」はリビングダイニングの延長かもしれない。
しかし、親父世代にとっては、立ち飲み店は「カフェ」ではない。家に居場所の無い親父たちにとって、リビング・ダイニングではかえって落ち着かないのだ。鳥にとっての止まり木のように、少しの間、安心して遠くを見ることの出来る居場所、それが立ち飲み店かもしれない。
午後9時から45分ほどの滞在。支払いは1,800円であった。
本日は、3軒とも情報だけは知っていたけれど、実際に入ったのは初めてだった。今日は完璧にYOUSAKU氏のセレクトにお任せしたことになる。感謝。
横浜駅西口改札まで行き、それぞれの帰路につく。楽しい夜であった。
JR京浜東北線に乗り込んだ。そして、そのまま、まっすぐ帰るつもりであった。しかし、実際にはもう一軒行ってしまった。
(つづく)

横浜 立ち飲み・そば処「安兵衛」横浜西口店
住所 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-16-5
電話 045-312-9365
定休日 無休
営業時間 07:00~23:30(金・土・祝前日07:00~24:00)
交通 JR横浜駅西口より徒歩3分、きた西口より徒歩2分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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