学芸大学 居酒屋「件(くだん)」
居酒屋探偵DAITENの生活 第28回 2007年7月8日(日) 【地域別】 【時間順】
学芸大学 居酒屋「件(くだん)」
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学芸大学 平均律
野暮用を済ませて、SAKURAと待ち合わせたのは学芸大学駅近くの喫茶店、珈琲紅茶とバロック音楽「平均律」である。「平均律」は昭和の終わり頃まで原宿にあった有名な喫茶店。その「平均律」が学芸大学で数年前から復活したのである。
その日は、写真家の秋野深さんの写真展『シルクロード 溢れる自然と意匠 -新疆ウイグル・イラン-』が開かれていた。
ホームページによれば、「中国最深部の新疆ウイグル自治区に広がる壮大なスケールの大自然、イランの古都イスファハンをはじめとする各地の美しいモスク等、シルクロードを彩る自然と建築物の写真を展示いたします。」とのことである。
どんな写真であるかご覧になりたい方、情報を入手したい方は下記のサイトを参照のこと。
http://www.jinakino.com/
私が遅れて店に入ってゆくと、SAKURAはすでに店の人たちと馴染んでしまっていた。お店の女性から写真展の説明をずっと聞いていたそうである。また、たまたま来店していた人形作家の女性とも話が弾んでいた。なんと、その方もSAKURAという名前であった。
店の斜め前のビルの中に、「千本桜ホール」という小さな劇場があって、小劇場系の芝居が上演されている。
千本桜ホールについて知りたい方は、http://www.yk.rim.or.jp/~senbonza/を参照のこと。
その「千本桜ホール」で芝居を上演している関係者が来店しており、その話が面白いとお店の方が言っていた。この「平均律」という店は、様々なアーチストが出入りしているサロン的な店のようである。
珈琲紅茶とバロック音楽「平均律」について詳しく知りたい方は
http://www.heikinritsu.jp/を参照。
そしてプロジェクト
咲良舎では、今、咲良舎アクティングプレイスの本コースと12週間集中クラスの両方から特別に選抜した10名ほどのメンバーで、あるプロジェクトが進行中である。内容についてここで発表することは出来ないが、その成果を公表できる日がやがて来るに違いない。
今日は、学芸大学駅近くの稽古場でそのプロジェクトが行われたのである。始まったのは午後6時、実に充実した3時間半であったことだけをここに記すことにする。これから秋までこのプロジェクトは行われる。
学芸大学 件(くだん)
居酒屋探偵DAITENはホッピー好きである。最初はプリン体ゼロであり、工夫次第であまりアルコールを多く摂取せずにすむというその特性が飲み始めたきっかけであったが、ホッピー文化とも言えるホッピー好きとホッピーを提供する店のこだわりに触れるうちに、本当にホッピー好きになってしまったのである。
しかし、実は一番好きなものは「酒」である、アルコール全般という意味の「酒」ではない、「世界に冠たる純米酒」である。これほど奥行きがあって素晴らしい飲み物は無いと思っている。渋谷と新宿にある「十徳」は、日本酒が飲みたくなってしまった時、飛び込む店である。人を招待したりする場合も「日本酒」に力を入れている店を選ぶ場合が多い。そんな、うまい日本酒を呑ませる店で、開店当初から気になっていながら入る機会がなかった店があった。東急東横線の学芸大学駅の近くにある「件」である。件(くだん)とは「いつものこと」「例のこと」といった意味である。「よって件のごとし」という言い回しがあって、昔の証文などの文末に使われた定型文である。「前述した事柄」という意味であるという。
プロジェクトの帰り道、SAKURAと二人で、この「件(くだん)」に寄った。
二人であることを告げると、正面の大きなカウンターの左端に通された。カウンターの中では、店主らしい人が頬笑んでいる。
まずは、サッポロ赤ラベル中瓶(450円)をいただく。うまい。お通しは「新じゃがと地鶏のバルサミコ煮」である。酸味が疲れた体に優しい。
つまみは、「鮭はらす焼き(780円)」をもらい、それから「店主のきまぐれ酒の肴三種盛(900円)」をいただく、この日は、うるか、焼きしおから、とうふみそ漬けの三種に干し甘エビ、干しホタルイカ、干しししゃもを2尾づつサービスでつけてくれ、合計六種盛りになっていた。
ビールの後、店主のお酒のアドバイスが始まる。SAKURAは、店主おすすめのメニューに載っていないお酒から高知の「亀泉うすにごり(850円)」を選択。私は同じく高知の「豊の梅純米吟醸(750円)」をいただいた。もちろん、途中交代で両方を味わう。「亀泉うすにごり」は活性にごりのさわやかさが実に良い、そして、「豊の梅純米吟醸」は呑みあきのしない酒で、二口目、三口目と舌に馴染んでゆく酒であった。
私は2杯目に、愛知県の酒、「醸し人九平次純米吟醸件の山田(780円)」を選んだ。「醸し人九平次」は、今や有名になってしまったスター酒である。やはりうまい。店主によれば、店名の「件(くだん)」はこの「件(くだん)の山田」からとったものであるという。このお店にとって特別な酒といえる。
ネットの情報によると、「件(くだん)」の店主は、三軒茶屋の「赤鬼」出身であると言う。
押しつけがましくない接客でありながら、主張を感じさせる店である。噂通りの良い店であった。吟醸酒を売る店で時々感じさせられる「敷居の高さ」も無い。心身共に疲れた夜に、味わい深い「純米酒」で癒されたい。そんな時に来店したい店である。1時間ちょっとの滞在、二人で5380円であった。
学芸大学 平均律
東京都目黒区鷹番3-7-5
TEL 03-3716-6537
http://www.heikinritsu.jp/
学芸大学 和酔家 おでん 件(くだん)
東京都目黒区鷹番3-7-4 関口ビル1F
TEL&FAX 03-3794-6007
定休日 月曜日
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学芸大学 居酒屋「件(くだん)」



学芸大学 平均律
野暮用を済ませて、SAKURAと待ち合わせたのは学芸大学駅近くの喫茶店、珈琲紅茶とバロック音楽「平均律」である。「平均律」は昭和の終わり頃まで原宿にあった有名な喫茶店。その「平均律」が学芸大学で数年前から復活したのである。
その日は、写真家の秋野深さんの写真展『シルクロード 溢れる自然と意匠 -新疆ウイグル・イラン-』が開かれていた。
ホームページによれば、「中国最深部の新疆ウイグル自治区に広がる壮大なスケールの大自然、イランの古都イスファハンをはじめとする各地の美しいモスク等、シルクロードを彩る自然と建築物の写真を展示いたします。」とのことである。
どんな写真であるかご覧になりたい方、情報を入手したい方は下記のサイトを参照のこと。
http://www.jinakino.com/
私が遅れて店に入ってゆくと、SAKURAはすでに店の人たちと馴染んでしまっていた。お店の女性から写真展の説明をずっと聞いていたそうである。また、たまたま来店していた人形作家の女性とも話が弾んでいた。なんと、その方もSAKURAという名前であった。
店の斜め前のビルの中に、「千本桜ホール」という小さな劇場があって、小劇場系の芝居が上演されている。
千本桜ホールについて知りたい方は、http://www.yk.rim.or.jp/~senbonza/を参照のこと。
その「千本桜ホール」で芝居を上演している関係者が来店しており、その話が面白いとお店の方が言っていた。この「平均律」という店は、様々なアーチストが出入りしているサロン的な店のようである。
珈琲紅茶とバロック音楽「平均律」について詳しく知りたい方は
http://www.heikinritsu.jp/を参照。
そしてプロジェクト
咲良舎では、今、咲良舎アクティングプレイスの本コースと12週間集中クラスの両方から特別に選抜した10名ほどのメンバーで、あるプロジェクトが進行中である。内容についてここで発表することは出来ないが、その成果を公表できる日がやがて来るに違いない。
今日は、学芸大学駅近くの稽古場でそのプロジェクトが行われたのである。始まったのは午後6時、実に充実した3時間半であったことだけをここに記すことにする。これから秋までこのプロジェクトは行われる。
学芸大学 件(くだん)
居酒屋探偵DAITENはホッピー好きである。最初はプリン体ゼロであり、工夫次第であまりアルコールを多く摂取せずにすむというその特性が飲み始めたきっかけであったが、ホッピー文化とも言えるホッピー好きとホッピーを提供する店のこだわりに触れるうちに、本当にホッピー好きになってしまったのである。
しかし、実は一番好きなものは「酒」である、アルコール全般という意味の「酒」ではない、「世界に冠たる純米酒」である。これほど奥行きがあって素晴らしい飲み物は無いと思っている。渋谷と新宿にある「十徳」は、日本酒が飲みたくなってしまった時、飛び込む店である。人を招待したりする場合も「日本酒」に力を入れている店を選ぶ場合が多い。そんな、うまい日本酒を呑ませる店で、開店当初から気になっていながら入る機会がなかった店があった。東急東横線の学芸大学駅の近くにある「件」である。件(くだん)とは「いつものこと」「例のこと」といった意味である。「よって件のごとし」という言い回しがあって、昔の証文などの文末に使われた定型文である。「前述した事柄」という意味であるという。
プロジェクトの帰り道、SAKURAと二人で、この「件(くだん)」に寄った。
二人であることを告げると、正面の大きなカウンターの左端に通された。カウンターの中では、店主らしい人が頬笑んでいる。
まずは、サッポロ赤ラベル中瓶(450円)をいただく。うまい。お通しは「新じゃがと地鶏のバルサミコ煮」である。酸味が疲れた体に優しい。
つまみは、「鮭はらす焼き(780円)」をもらい、それから「店主のきまぐれ酒の肴三種盛(900円)」をいただく、この日は、うるか、焼きしおから、とうふみそ漬けの三種に干し甘エビ、干しホタルイカ、干しししゃもを2尾づつサービスでつけてくれ、合計六種盛りになっていた。
ビールの後、店主のお酒のアドバイスが始まる。SAKURAは、店主おすすめのメニューに載っていないお酒から高知の「亀泉うすにごり(850円)」を選択。私は同じく高知の「豊の梅純米吟醸(750円)」をいただいた。もちろん、途中交代で両方を味わう。「亀泉うすにごり」は活性にごりのさわやかさが実に良い、そして、「豊の梅純米吟醸」は呑みあきのしない酒で、二口目、三口目と舌に馴染んでゆく酒であった。
私は2杯目に、愛知県の酒、「醸し人九平次純米吟醸件の山田(780円)」を選んだ。「醸し人九平次」は、今や有名になってしまったスター酒である。やはりうまい。店主によれば、店名の「件(くだん)」はこの「件(くだん)の山田」からとったものであるという。このお店にとって特別な酒といえる。
ネットの情報によると、「件(くだん)」の店主は、三軒茶屋の「赤鬼」出身であると言う。
押しつけがましくない接客でありながら、主張を感じさせる店である。噂通りの良い店であった。吟醸酒を売る店で時々感じさせられる「敷居の高さ」も無い。心身共に疲れた夜に、味わい深い「純米酒」で癒されたい。そんな時に来店したい店である。1時間ちょっとの滞在、二人で5380円であった。
学芸大学 平均律
東京都目黒区鷹番3-7-5
TEL 03-3716-6537
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学芸大学 和酔家 おでん 件(くだん)
東京都目黒区鷹番3-7-4 関口ビル1F
TEL&FAX 03-3794-6007
定休日 月曜日
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