新丸子 「三ちゃん食堂」第3回
新丸子 「三ちゃん食堂」 第3回




土曜日の夕暮れ時である。バレエのレッスンの帰りのsakuraと待ち合わせた。駅は東急東横線の新丸子駅である。新丸子駅に着いてから店を決めるつもりであった。しかし、店はすでに決まっていたのである。東横線に乗っていると、先に着いてしまったsakuraからメールが来た。
「今、三ちゃん食堂に入ったところ。駅のコーヒーショップは部活帰りの中学生に乗っ取られて一席も空いていなかった」
今日はとても寒い、改札口で待っているのも辛かったに違いない。新丸子駅に着くと、改札を出て、右に行き線路脇の道を渡って、2本目の道を斜めに入って行き、すぐ左の道に入ると右手に「三ちゃん食堂」の明るい看板が見えた。強風の為に竹竿にからみついてしまっている暖簾をくぐり、中に入る。今日も盛況である。三列並ぶテーブル席の一番左の壁際でsakuraが携帯電話を見ている。手前のお客さんたちの背後を通らせてもらい、席についた。このお店では、三列のテーブルは全部つなげて置かれているので、全て相席が基本だ。そんなことを気にしているようでは、このお店を楽しむことは出来ないのである。
数人のお姉さんたちが忙しく動き回って接客をしている。目のあったお姉さんに向かって手を上げて来て貰い、キリンラガー(550円)とギョーザ(240円)を頼む。
こちらのお店を記事にしたのは今回が3回目である。こちらの店に初めて来た時の感動については、第1回訪問の記事を読んでいただきたい。
カレイの煮ざかな(350円)をもらう。甘い味付けである。ハイボール(350円)を頼んだ。使うウイスキーが「角」だと350円、「山崎」だと500円とのこと。私は「角」で十分である。sakuraは焼酎お湯割り(350円)。
甘い味付けのカレイの煮付けを食べていると、酸っぱいものが食べたくなった。好物のこはだ酢(350円)を頼む。
「本当にこはだスキねえ・・・」とsakuraに感心される。
やってきたこはだは大ぶりなものが二枚。こはだのにぎり寿司にしたとしたら10貫ほどになるだろうか。
最後に菜の花おひたし(250円)をいただく。考えてみれば、中華食堂なのに中華料理は最初の餃子のみ、あとは煮魚、刺身、おひたしといった居酒屋メニューである。「三ちゃん食堂」は本当に面白い中華料理店である。
1時間ほどの滞在。支払った金額は二人で2,790円であった。
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第94回 2008年4月20日(日)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第59回 2007年12月23日(日)
新丸子「三ちゃん食堂」
住所 神奈川県川崎市中原区新丸子733
電話 044-722-2863
定休 水曜日
営業時間 12:00~20:00
交通 東急東横線新丸子駅西口徒歩2分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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Re: ここ、行きました