居酒屋探偵DAITENの生活 第413回 2011年4月6日(水)
【地域別】 【時間順】※2011年 4月10日 710,000カウント通過。感謝!大崎 地酒飲み比べ処「のぶちゃん」 第2回

←クリックお願いします。

←クリックお願いします。

←クリックお願いします。
それぞれの仕事帰り、
SAKURAと待ち合わせをしたのは、大崎駅西口駅前にある【地酒飲み比べ処「のぶちゃん」】である。前回、紹介したのは2011年2月7日の
第397回だった。
「今こそ東北の酒を呑もう」という気持ちで寄ったのである。
お店についた時、すでに
SAKURAは、その東北の酒を飲み始めていた。
こちらのお店は1杯200円で日本全国のお酒が試飲できるお店である。
しかも、1杯200円が
猪口三杯セットだと
500円で飲めるのだ。
お店に入ると、ママさんの
のぶちゃんと、もう1人の女性の方が働いていらっしゃった。
SAKURAが左手の窓際カウンターに座っている。窓際といっても窓の外は室内の通路である。
SAKURAの前に並んでいたのは
一ノ蔵、
浦霞、
風雲剣鬼伝の3種である。
「一ノ蔵」は
宮城県大崎市松山千石にある酒造メーカーである。
「株式会社一ノ蔵」のサイトを見ると、復旧に向け頑張る様子を知ることが出来る。
「浦霞」は
宮城県塩竈市にある酒造メーカー
「株式会社佐浦」が醸造する有名なお酒である。こちらも
公式サイトで被害状況が解る。
そして、
画家佐伯俊男の独特なラベルで有名な
風雲剣鬼伝シリーズの酒。こちらは福岡県久留米市の
池亀酒造株式会社の酒である。西日本の酒蔵には震災の影響で不足する「日本酒」を供給してもらわなければならない。これを期に
「日本の酒」をもっと飲みたいと思う。
店に入ると、まずは、荷物を置くのも早々に一升瓶が並ぶ冷蔵ケースの前に立った。興奮をする瞬間である。私が選んだのは、
奥の松、
楯野川中取り純米大吟醸、
天の戸美稲の3種類。
奥の松は
福島県二本松市の
奥の松酒造株式会社の酒。やはり、
公式サイトで現在の状況などを知ることが出来る。
楯野川中取り純米大吟醸は
山形県酒田市の
楯の川酒造株式会社の酒である。
この1杯だけは1杯200円のところ、50円増しになる。クラスが上の酒瓶にはそのことを示す札がついており、お店の方がちゃんと教えてくれる。
天の戸美稲は
第408回で紹介した荏原町の
伊豆屋酒店さんで出会った
秋田の
浅舞酒造株式会社の酒である。
楯野川中取り純米大吟醸だけは50円増しなので、3種3杯で550円となった。
SAKURAが頼んでいた
つまみは、
糠漬け(300円)、
干し柿(200円)、合わせて500円が100円引で400円となった。こちらのお店では、2品頼むと100円引きになるのである。この干し柿が美味しく、日本酒に合うのである。
私は、
ブタ煮込み(350円)と
枝豆(200円)を頼んだ。この場合も、二つなので550円が450円に100円引きとなった。もちろん、前回も書いた通り、お金はその都度払うシステムである。
最後に熱燗を飲みたくなった。日経新聞『何でもランキング』美味しいお燗酒 第一位!という言葉に惹かれて頼んだのは
福島県二本松市の
大七酒造株式会社の
「大七純米生もと」である。店の入口にある燗付け器でお店の方が燗をしてくれた。
これが本当に美味しい燗酒であった。
宮城、宮城、福島、山形、秋田、福島・・・・今日は
東北の酒を6種類少しづつ飲むことが出来た。
店内のホワイトボードに次のようなことが書いてあった。
「酒を飲むのは時間のムダ。酒を飲まないのは人生のムダ。」 面白い。
午後6時45分から7時45分まで1時間の滞在。支払った金額は2,400円。楽しくムダな時間を過ごすことが出来た。直接、環境を壊さないムダならば、時にはそれも必要であると思う。
※ ※ ※
追記 花見宴会について 今年の桜のシーズンは
花見での宴会の是非が問題になった。
昼間のうちの
「花見宴会」は良いと思う。そして、
「東北の酒」を中心に日本酒を皆で飲む。夜間は周辺にも迷惑がかかるので、夕方暗くなってきたならば、好きな
「居酒屋」で飲み直す、締めのラーメンを食べるなど、経済活動をするのである。
本来、
「夜桜見物」とは、明るい光でライトアップされた桜を見ることではない。月明かりの中、ふっと目の前に現れた桜の幽玄な美しさを楽しむものである。そして、夜間に
不自然に光を当てられる桜の木にとっても迷惑なことであろう。
今年も来年もその先も、電力を節約することは、この国が未来永劫しなければならないことではないだろうか。節約した電力を生産に振り向けなければ経済が成り立たない。そして、これ以上「危うい物」を増やさないためにも・・・。

← 解りやすい看板には店長のお写真も貼ってある。
大崎 地酒飲み比べ処「のぶちゃん」住所 東京都品川区大崎3-6-17 ニュー大崎ビル116
電話 03-5759-5235
定休 日曜・祝日休
営業時間 17:00~22:30
交通 JR山手線大崎駅徒歩1分
ホッピー原理主義者とは?ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。
ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」は
こちら。
実力派俳優になりたい人は→
演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
コメント