久が原 居食屋「23(ふみ)」
居酒屋探偵DAITENの生活 第421回 2011年5月4日(水) 【地域別】 【時間順】
久が原 居食屋「23(ふみ)」

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十数年前のことである。蒲田から田園調布までをつなぐ東急バス「蒲12系統」のバスに乗った。バスは、蒲田を出て多摩堤通りから環状八号線に出て、さらに国道1号(第二京浜)へと入り、池上警察前を通ってから左斜めに入って行く。そのまっすぐの通りを走ってから道は左に曲がり、坂を上がって行く。それからバスは狭い道で右、左、右と巧みなハンドルさばきで住宅街の中を進む。そして、「道々橋八幡神社」というバス停でバスは止まる。「道々橋八幡神社」はすぐ目の前である。
バスの中からいつも古びた赤提灯が見えた。当時、こちらのお店は「久が原苑」という焼肉専門店であった。一度はバスから降りて入ってみたいと思い続けていた。
それから、2009年12月9日に放送された所ジョージが司会をしているテレビ番組「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」の中の【東京23区半径300メートルの旅】で紹介され、ますます行ってみたい思うようになった。(写真)
← お店の外に貼ってあった番組からの表彰状
表題に「久が原」と書いた通り、東急池上線の久が原駅から歩くと徒歩15分ほどである。
三連休の真ん中の水曜日、近くに用事があった為、この前を通りかかった。
現在は、「久が原苑」という名前は使われておらず、居食屋「23」としてリニューアルしていた。「23」と書いて「ふみ」と読むそうである。
思い切って中に入ってみた。
入ると店内は思いの外広かった。手前から奥に向けて長く、そこに四人掛テーブル席が二つ。右手には広い座敷がある。四人座卓が三つと五人座卓が一つ。その中央辺りの座卓2つをつないで、おじいちゃん、おばあちゃん、お子さんたちと孫といった雰囲気で8人家族の方々が食事をされていた。常連の方々のようである。
左手には二人がやっと向かい合って座ることの出来る幅の狭い小上がり。その手前に巨大なテレビが置かれていた。ずっと奥の方が調理場になっている。その手前には帳場になっているテーブルが一つ置かれ、余裕のある配置となっていた。
まずは、マッコリ(400円)をお願いする。
「生と梨とあるんですけど、今日は梨しか無いんですよ」とのこと。それをお願いする。マッコリは1リットル壺の場合は1500円である。
マッコリのグラスが運ばれ、目の前の焼肉ロースターに火が入れられる。
一口、マッコリを飲んでからメニューを眺めた。たしかに、ポテトフライなど居酒屋メニューもあるけれど、やはり焼肉店としてのメニューが中心であった。ホルモン(900円)ときゅうりのチョレギ(350円)を頼む。
チョレギがやってくる、チョレギとは「ちぎった野菜のサラダ」とのこと。辛いタレがうまい。
ここで、ホルモンを焼き始めた。煙と香りが店の中に広がってゆく。
家族連れの皆さんはどんどん頼む、そして、どんどん食べる。子供や若い人たちの食欲は旺盛である。そして、食べ終わると、小さな子供達は遊びたくなってしまう。そういうものである。
マッコリの次には、瓶ビール大瓶(600円)。銘柄はアサヒスーパードライである。
焼肉の2品目はぼんじり(650円)を頼む。一つ一つ、眺めながらじっくりと焼く。焼肉は独りが一番かもしれない。優秀な焼き手が一緒なら別だけれど、素人集団では話に気を取られて焼きすぎ、真っ黒にしてしまうからである。
結果的に「独り焼肉」となった。独りで焼肉を食べたのは何十年ぶりかもしれない。珍しいことである。
午後5時30分から6時30分まで1時間ほどの滞在。支払った金額は2900円であった。
外へ出ると、すっかり暗くなっていた。住宅街の中のバス通りに立つ。近くに店は他にまったくない。バスではなく、歩いて帰ることにした。カロリー消費である。
久が原 居食屋「23(ふみ)」
住所 東京都大田区久が原1-6-21 道々橋八幡神社前
電話 03-3753-8022
営業時間 ?
定休日 ?
交通 東急バス「蒲12」系統の道々橋八幡前バス停下車徒歩5秒。東急池上線久が原駅下車徒歩15分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
久が原 居食屋「23(ふみ)」




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十数年前のことである。蒲田から田園調布までをつなぐ東急バス「蒲12系統」のバスに乗った。バスは、蒲田を出て多摩堤通りから環状八号線に出て、さらに国道1号(第二京浜)へと入り、池上警察前を通ってから左斜めに入って行く。そのまっすぐの通りを走ってから道は左に曲がり、坂を上がって行く。それからバスは狭い道で右、左、右と巧みなハンドルさばきで住宅街の中を進む。そして、「道々橋八幡神社」というバス停でバスは止まる。「道々橋八幡神社」はすぐ目の前である。
バスの中からいつも古びた赤提灯が見えた。当時、こちらのお店は「久が原苑」という焼肉専門店であった。一度はバスから降りて入ってみたいと思い続けていた。
それから、2009年12月9日に放送された所ジョージが司会をしているテレビ番組「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」の中の【東京23区半径300メートルの旅】で紹介され、ますます行ってみたい思うようになった。(写真)

表題に「久が原」と書いた通り、東急池上線の久が原駅から歩くと徒歩15分ほどである。
三連休の真ん中の水曜日、近くに用事があった為、この前を通りかかった。
現在は、「久が原苑」という名前は使われておらず、居食屋「23」としてリニューアルしていた。「23」と書いて「ふみ」と読むそうである。
思い切って中に入ってみた。
入ると店内は思いの外広かった。手前から奥に向けて長く、そこに四人掛テーブル席が二つ。右手には広い座敷がある。四人座卓が三つと五人座卓が一つ。その中央辺りの座卓2つをつないで、おじいちゃん、おばあちゃん、お子さんたちと孫といった雰囲気で8人家族の方々が食事をされていた。常連の方々のようである。
左手には二人がやっと向かい合って座ることの出来る幅の狭い小上がり。その手前に巨大なテレビが置かれていた。ずっと奥の方が調理場になっている。その手前には帳場になっているテーブルが一つ置かれ、余裕のある配置となっていた。
まずは、マッコリ(400円)をお願いする。
「生と梨とあるんですけど、今日は梨しか無いんですよ」とのこと。それをお願いする。マッコリは1リットル壺の場合は1500円である。
マッコリのグラスが運ばれ、目の前の焼肉ロースターに火が入れられる。
一口、マッコリを飲んでからメニューを眺めた。たしかに、ポテトフライなど居酒屋メニューもあるけれど、やはり焼肉店としてのメニューが中心であった。ホルモン(900円)ときゅうりのチョレギ(350円)を頼む。
チョレギがやってくる、チョレギとは「ちぎった野菜のサラダ」とのこと。辛いタレがうまい。
ここで、ホルモンを焼き始めた。煙と香りが店の中に広がってゆく。
家族連れの皆さんはどんどん頼む、そして、どんどん食べる。子供や若い人たちの食欲は旺盛である。そして、食べ終わると、小さな子供達は遊びたくなってしまう。そういうものである。
マッコリの次には、瓶ビール大瓶(600円)。銘柄はアサヒスーパードライである。
焼肉の2品目はぼんじり(650円)を頼む。一つ一つ、眺めながらじっくりと焼く。焼肉は独りが一番かもしれない。優秀な焼き手が一緒なら別だけれど、素人集団では話に気を取られて焼きすぎ、真っ黒にしてしまうからである。
結果的に「独り焼肉」となった。独りで焼肉を食べたのは何十年ぶりかもしれない。珍しいことである。
午後5時30分から6時30分まで1時間ほどの滞在。支払った金額は2900円であった。
外へ出ると、すっかり暗くなっていた。住宅街の中のバス通りに立つ。近くに店は他にまったくない。バスではなく、歩いて帰ることにした。カロリー消費である。
久が原 居食屋「23(ふみ)」
住所 東京都大田区久が原1-6-21 道々橋八幡神社前
電話 03-3753-8022
営業時間 ?
定休日 ?
交通 東急バス「蒲12」系統の道々橋八幡前バス停下車徒歩5秒。東急池上線久が原駅下車徒歩15分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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