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大井町 信州酒場「浅野屋」もつ焼き「しげ」おでん「八幸」

居酒屋探偵DAITENの生活 第41回  2007年9月19日(水) 【地域別】  【時間順】





大井町 信州酒場「浅野屋」もつ焼き「しげ」おでん「八幸」

 
 
 
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大井町 居酒屋「浅野屋」

 ASIMO君と久しぶりに大井町に行くことにした。大井町駅で待ち合わせの上、まず、東急大井町線の駅の下からガード下にかけて連なる飲食店街「大井サンピア商店街」を散策。本当にたくさんの店が並んでいる。一部には地下街もあり、バーやスナック等がたくさん入っている。これだけ大規模な飲食店街もなかなか無い。

 目的の店は、「大井サンピア商店街」に所属する2軒。一軒目は、いつも参考にさせていただいているブログ「中目黒あたりで呑んでます」で教えていただいた「浅野屋」である。同ブログによれば学芸大学の「浅野屋」とは親戚関係であり、「浅野屋」とラベルに書かれた焼酎のボトルはそちらから回してもらっているらしい。

 入店は午後6時40分。入口を入ると、まず目に飛び込んでくるのが、左右2本並んだカウンターである。左側が6人ほど座れる短いカウンター、右側が十数人座れる奥まで続く長いカウンターになっており、左右のカウンターの真ん中が通路になっている。店の左の壁際に二人席と四人席のテーブルがある。ここで、左側のカウンターに客が着座してしまうと背後に隙間は無くなる。この真ん中の通路を通らなければ、右側のカウンターに座っているお客さんはトイレに行けない。つまり、この店では客はトイレにこっそり行くことは出来ないのである。左右の客に宣伝しながらトイレに行くのである。女性はこのことを覚悟した上で来店していただきたい。

 まずは、キリンビール大(560円)を頼む。つまみは煮込み(400円)、げそ焼き(400円)を頼んだ。煮込みは汁がほとんど無く、モツ主体の煮込みである。学芸大学の「浅野屋」の煮込みとやはり似ている。煮込みほど店によって違う食べ物はない。「浅野屋」のようにほとんど汁が無い店もあれば、まるで具だくさんのみそ汁のような煮込みが出てくる店もある。

 お品書きにホッピーの文字を探したが無い。学芸大学の「浅野屋」にあるホッピーがここには無いのかと思っていると、隣でASIMO君がホッピーを頼んだ。「ホッピーあるんだ」と言うと、ASIMO君が壁の端を指し示した。そこに見慣れたホッピーの短冊を発見。ホッピー390円と書かれている。

 まずは、ASIMO君の頼んだ氷入りのホッピー(390円)がやってきた。ここのホッピーはビールジョッキに、氷と焼酎とホッピーを入れた状態で出てくる。
 次に私の頼んだホッピー氷無しがやってきた。出来上がった状態のホッピーはビールジョッキの七分目程度の量でやってきた。氷の無い分だけ少ないのである。ジョッキは冷えておらず、焼酎も常温のものを入れていた。ホッピー原理主義的に言えば、【レベル7】「一冷」のホッピーである。次回から少な目に氷を入れてもらい、少し待ってから氷を出してしまうという対策をとることにしよう。

 さらに、ニラ玉炒め(380円)を頼んで、次の飲み物はレモンサワー(390円)にする。ASIMO君は2杯目のホッピー白を飲んでいた。
二つのカウンターの真ん中の通路は人がやっと一人通れる程の狭さである。従って、反対側のカウンターに座るお客さんとの距離も普通より近いのである。こちらの会話に反対側のお客さんが反応するのである。この日も色々と世間話に花が咲いた。
 7時20分に外に出た。約40分の滞在でお勘定は二人で3,300円。


大井町 焼き鳥「しげ」

 「浅野屋」を出て、来た道を大井町駅の方へ少し戻る。すると、すぐ左手に今夜の二軒目の店、「しげ」がある。
 入店は7時25分。入口を入ると、右手に焼き台があり、その先に5人ほど座れる短いカウンターがある。
 左側には4人席が4つほど並んでいる。一番奥の壁に「2F」と書かれ、右斜め上を示す矢印が書いてある。2階席があるのである。しかし、どうやら親父さん1人で切り盛りをしている様子。2階席への階段の照明は落とされていた。

 飲み物は、ASIMO君はレモンサワー(400円)、私はカクテル(400円)を頼んだ。
 カクテルとはジンジャーエールで焼酎を割ったものらしい。東急大井町線中延駅近くの「忠弥」というもつ焼き店で、カクテルという飲み物を出している。「忠弥」のそれは焼酎とジンジャーエールにビールを少し入れた物らしく、作り方がおおざっぱで、毎回味が変わるらしい。
 さて、ここの物はどうなのだろうか。私にはよく解らなかったが、少し甘すぎるような気がする。

 焼き物はカシラ(100円)、ぼんじり(130円)、ハツモト(120円)を各2本づつ頼み、他に厚揚げ(300円)も頼んだ。
 客層は、「浅野屋」とは明らかに違う。若い女性たちを連れたカジュアルな服のちょい悪親父風集団。若いサラリーマン客や若いカップルである。バーのように店内の照明を落としている点で、今時のコジャれた店に通じる雰囲気がある。客層の違いはその辺に理由があるのかもしれない。
 2杯目のドリンクは、ASIMO君はレモンサワーお代わり、私はハッサク酎(400円)を選んだ。
 気がつくと店内は満席であった。店を出たのは午後8時10分。約45分の滞在でお勘定は二人で2,630円であった。

大井町 おでん「八幸」

 瓶ビールを飲み、ドリンク4杯づつを飲んでしまった私たち二人はすっかりいい気分になってしまい、三軒目へ行くことにする。
 まずは、大井町駅前まで行き、駅のすぐ東側に見えている「東小路」の入口付近にある「豊後屋」「いさみ寿司」を覗いた。両店とも賑わっている様子。やはり人気店である。
 しかし、三軒目は少し落ち着いた雰囲気で飲みたいという意見で一致。大井町東口側にある老舗のおでん屋さんを目指す。
 駅の東側にある品川区の複合文化施設「きゅりあん」の裏側の地域に出る。昔よく行った居酒屋さんの前まで行ってみたかったのである。すると、まったく違う商売の店になってしまっていた。長く商売をしていた店であったのに、今はもう無い。少し寂しい気分になった。

 「きゅりあん」の裏側を通り、再びJR線の線路と踏切が見える。左手には、JR線の上を池上通りの陸橋が渡っている。その陸橋の北側に位置する一画に、今日の三軒目、おでんの店「八幸」がある。
 
 店の入口には「おでん、小料理、八幸」と書かれた紺色の暖簾が下がっている。暖簾をくぐって中に入ると、右手に4人席が4卓、左手には9名程座れるカウンター席が奥に向かって続いている。カウンターの中は調理場。L字型の調理場は思いの外広い。2年程前に現在の場所に移ってきたそうで、店内はログハウス調、照明も明るく、とても落ち着く雰囲気である。

 まずは、お酒をお願いする。大関きりん山の一合(380円)の燗酒である。
この店はおでんばかりの店ではない。刺身も色々とある。まずは、いさき刺し(580円)をお願いする。「お通しがいさきの酢味噌なんですけど、よろしいですか」と聞いてくれる。気づかいがうれしい。それでも、いさき刺しをお願いした。

 さて、目的のおでんである。白滝、がんも、ちくわぶ、立花屋のおとうふの4種を頼んだ。わざわざ立花屋と書いてある。 「立花屋」とは、品川区東大井3丁目にある豆腐店である。「廣田」という大井町の有名店もここの湯葉と豆腐を使っているらしい。
 「死ぬ前に食べたいものは?」という質問に「ちくわぶ」と答えてしまうほど、実はちくわぶが好物である。ちくわぶは二つお願いした。実においしくて感動的であった。やはりコンビニのそれとはだいぶ違う。

 さらに、二つ黄身のたまご焼き(380円)とお茶割(380円)を頼んだ。
 いやに、おいしいお茶割だなあと思い、作っているところを見ると、焼酎が三重県の宮崎本店「亀甲宮焼酎」であった。おいしいはずである。
 この後、帆立ポテトサラダ(480円)を食べる。
「このポテトサラダはうまいですね」とASIMO君。意見一致である。
 先日の学芸大学・根室食堂の回で創間君と話した時の「居酒屋でポテトサラダを頼むと、その店の料理に対する入れ込み方が解る」という言葉は、この店の為のものかもしれない。
 このポテトサラダは本当にうまかった。

 二人とも、機嫌よく、シークァーサーサワー(380円)、グレープフルーツサワー(380円)などと、次々に飲んでしまった。
 兎角、おでんを出す店は思いの外、勘定が高いところが多い。しかし、「八幸」は、店構えが上品な割には、全体に安い値段設定の店であった。混み合う店であることが解る。店内は終始満席の状態であった。
 午後8時45分から10時15分までの1時間30分の滞在。2人でお勘定は5,070円。

 本日の三軒の合計金額は、ぴったり11,000円。一人5,500円で済んでしまった。三軒の梯子としては安い。大井町には、まだまだ行かなければ店がたくさんある。実は本日の候補店は、私のメモ帳に全部で九軒もあったのである。
 この後、帰る途中でSAKURAと待ち合わせて行ってしまった店については非公式として、ここには掲載しない。久しぶりの飲み過ぎの夜であった。良い店は私を酔わせるのである


大井町 居酒屋「浅野屋」
東京都品川区大井1-1-28
電話 03-3772-1629


大井町 焼き鳥「しげ」
東京都品川区大井1-1-27
電話 03-3771-2272
日曜休 営業時間17:00~23:00


大井町 おでん「八幸」
東京都品川区東大井6-1-5  桐木ハイツ1F
電話 03-3762-3344
日曜祝日休 営業時間17:00~24:00
http://www.go-tanda.jp/hachiko.htm


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


ホッピー情報
居酒屋ファンの間で売れている三栄書房の「TOKIO古典酒場」でホッピーに関する「ホッピー酒場の南限・北限を探る!」という募集をやってます。【投稿募集期間】2007年8月8日(水)~2007年9月28日(金)。詳しくはこちら

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大井町

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