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下丸子 バール「marucoバール」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第450回 2011年10月6日(木) 【地域別】  【時間順】


※2014年1月閉店

※2011年10月6日 830,000カウント通過。感謝!

下丸子 バール「marucoバール」 第2回


  丸子バール外観(再訪)

 
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 夜の街を歩いてみたかった。精神的に疲れた時、無性に長距離を歩きたくなるのである。
 JR線の川崎駅東口での用事を済ませ、南武線に乗ったのは午後7時30分頃であった。南武線は川崎駅を出ると南西方向に走り出す。それから、キヤノン川崎事業所を右手に見ながら大きく右へ曲がってゆく大カーブがあり、進行方向は北北西に変わる。それから、尻手矢向鹿島田平間向河原まで、ほぼまっすぐに走る。それから、左へ曲がるカーブがあり、進行方向は西に変わり、武蔵小杉駅に至る。

 今日は武蔵小杉までは行かず、途中の矢向駅で降りてしまった。駅の西側を一通り巡り歩く。しかし、特に目をひくお店はなかった。東側へ行く為、踏切を渡り、線路沿いの道を左に入る。次の角を右に曲がって少し行くと、右手にビニールのカーテンの中に人が座っている「物件」があった。この場所については、また近々に取材の上、お知らせしたいと思う。地元の方々の間では有名な「物件」かもしれない。同じ通り沿いにも独特の雰囲気のお店が数軒あった。これは、矢向を再訪するしかない。

 特に意識しないまま歩き始め、気がついてみれば、矢向鹿島田の間辺りにある「塚越」という地域に着いていた。短い間に3回も来たことになる。過去2回のことは第432回第435回に書いた。私にとって何か縁のある場所なのかもしれない。
 
 塚越の近くにある線路と道路2本が「六差路」のようになっている特徴的な塚越踏切を渡って南武線の西側へ。線路沿いを鹿島田を目指す。鹿島田駅の西口側を散策した後、駅脇の踏切を渡り、下平間の交叉点に出る。この交叉点の近くにも取材が必要な「物件」があるのだ。
 そこから、左に曲がり、下平間交番周辺から東急バスの上平間営業所前を抜け、右手に多摩川の流れを感じながら多摩川にかかる「ガス橋」(写真)に至った。ガス橋の向こうに見えるのは、キヤノン本社である。
 
  夜の丸子橋 ← ガス橋を川崎市側から東京都方面を撮影。

 すでに、7キロから8キロは歩いているのではないだろうか。足腰も限界となってきた。ガス橋を渡り、そのまままっすぐに歩いて、多摩川線の下丸子駅近くまで歩いた。下丸子から200メートルほど東側に踏切があって、その踏切の手前の左手に第428回で紹介した「marucoバール」がある。

 歩いて、お腹も空いている。前回食べたいと思ったペンネ目当てでこのお店に再び入った。

 入って右手の二人テーブルに座った。まずは、サッポロ生ビール(390円)とペンネのトマトソース(590円)を頼んだ。ペンネは私の好物である。
 三角地に立つお店であり、入口から扇状に広がった感じになっている。左手の方に男女のグループが二組。右手には私のすぐ後から店に入ったカップル。奥の調理場との間になかなか立派なカウンター席もあるけれど、今日はカウンターには誰も座っていない。

 ビールを呑みながらメニューを見て、迷いながら2品目を選んだ。スペイン風オムレツ(490円)である。「シンプルに玉子とジャガイモのみ」と書いてあった。
 ペンネがやってくる。つまみとしては適当な量だろうか。ペンネを食べ、ビールを飲み、ペンネをまた食べる。
 
 サンタ・バルバラ・デ・アリカンテ(490円)というスペイン産のワインを選ぶ。これをいただきながら、運ばれてきたスペイン風オムレツを食べる。いつもの「居酒屋探偵DAITENの生活」とはちょっと違う感じだ。

 やがて、5人ほどのグループが入ってきて、店の中央の丸テーブルを二つ付けた席の周囲に座った。盛況である。
 今日は、たくさん歩いた、そして、たくさんのお店を見て歩いた。取材候補店も数軒あった。
 心の疲れは、体の疲れに置き換わり、心地よい酔いへと変わった。

 9時45分から10時30分。お支払いは1,960円であった。

 店を出て右手にまっすぐ行くと、下丸子駅に到着。東急多摩川線に乗って家路へとついたのは、午後11時前であった。


 ※  ※  ※

 追記 記事が5回分ほど執筆中でたまっております。すみません。(新岳大典)


下丸子 バール「marucoバール」
住 所 東京都大田区下丸子3-12-8
電 話 03-6459-8145
定休日 日曜・祝日休
営業時間 17:00~23:30
交通 東急多摩川線下丸子駅下車徒歩2分
公式ブログ http://ameblo.jp/maruco-bar/




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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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