Life of the izakaya detective DAITEN居酒屋探偵DAITENの生活 第499回 2012年12月1日(土)
【地域別】 【時間順】 【がっかり集】※いよいよ第500回まであと1回新丸子 「三ちゃん食堂」 第5回

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一週間の中で、翌日が休みの金曜日と土曜日にしか
餃子を食べられない。
そういう性分なのである。
いつも、
SAKURAにこう言われる。
「匂いなんか気にしないで、食べちゃえばいいじゃない」
しかし、他人に迷惑をかけたくないという性分なのだから仕方がない。
でも、考えてみれば、酒場帰りには電車の中で酒臭い親父となってしまう。
その時点で、他人に迷惑をかけているのである。
でも、「煙草吸いよりは迷惑をかけていないだろう・・・」などと自分勝手なことを思ってしまうのだ。
ちょうど、東急東横線の
綱島駅周辺を歩き、何か今まで発見できなかった店はないかと探している時、
SAKURAからメールが入った。新丸子駅で待ち合わせとなる。
向かったのは、あの有名な店。居酒屋ではないけれど、昼間から大人たちが宴会をしている不思議な
中華料理店である。
最近とても気に入っているテレビドラマ、水曜深夜11時58分から始まるテレビ東京の
「孤独のグルメ」Season2の
第1回「神奈川県川崎市新丸子のネギ肉イタメ」の舞台となったのが、こちらの
「三ちゃん食堂」である。
私も過去に、
2007年12月23日以来、全4回もこちらの店を紹介している。
一言では表現出来ないお店である。
午後3時15分、入口の扉を開いて中を覗いた。
左、中、右と手前から奥にかけてテーブルが三列並んでいる。左側と中央の列は、テーブルとテーブルと間に通路となるような隙間は無い。ゆえに、列の中央辺りに向かい合わせに座るには、一人が入口付近から大きく回り込んで席にたどり着く必要がある。
今日は左手のテーブルの列の中央辺りに向かい合わせに座ることが出来る場所が残っていた。
SAKURAは直進して、そのまま座った。私は左手の壁際を通って、座っている人々の荷物の上をまたいで、その前に座る。
まず頼んだのは、やはり、
キリンラガー大瓶(550円)1本と
餃子(240円)。やって来た
お通し二つ。これは、後で計算すると一つ300円のようだ。
店全体を見廻すと、七割くらいのお客さんたちの前に酒類が置かれていた。
スポーツ・バッグを足元に並べビールを飲む多摩川のグランド帰りらしき人々、お笑い芸人のように両手を叩きながらかん高い声で笑う、どこかの「個室居酒屋」で飲んでいるような、とてもにぎやかな人々もいる。
この喧噪が耐えられない人には、このお店をおすすめすることは出来ない。
餃子がやってくる。5個で240円は本当に安い。これで、今日の
私の目的は達成されてしまった。
次は
sakuraの好きな
カキフライ(500円)。揚げ物でもカキフライの場合は反対されないのである。
ビールでは寒い。カキフライに合う飲物も欲しい。最近はワインということになる。大衆中華料理店でありながらワインも置いてある。
赤ワインデキャンタ(600円)とグラス2つをお願いする。
さらに、連鎖的に魚介類、
タコ刺し(500円)も頼んだ。
カキフライは大振りなものが5つ。タコも量があった。さて、改めて申し上げたいのは、こちらの店が
中華料理店であること。
青年が二人、大きなどんぶりめしとオカズを入れた物を持って登場。
「すんませーん」と言いながら青年たちが隣りで食事を始めた。
Tシャツの胸には、
「三ちゃん」の文字。店のスタッフの皆さんである。喧噪の中、静かに食事をする彼ら。独特である。
何やら、アジアのどこかの国の屋台店で、地元の人々に紛れ込んで食事をしている気分になってくる。
この店の雰囲気は独特である。
この雰囲気の中に溶け込む楽しみを知らない人には「無理」である。
1時間ほどの滞在。お勘定は2990円であった。
「孤独のグルメ」Season2の
第1回「神奈川県川崎市新丸子のネギ肉イタメ」に登場した
「ネギ肉イタメ」を次回は食べたいと思う。
でも、
「こりゃまたド直球な中華」といった言葉は私は使わないであろう。
まあ、覚えていればの話ではあるが・・・。
(了) 追記 2013.11.17 マラソン大会のあった日である。マラソン大会に参加した友人たちが行ってみたいと言う。私も飲み会から参加することになった。
マラソン大会帰りの人たちが開店時間前に列を作り、本来の開店時間の12時よりかなり前に入口を開けてもらい、中に突入したそうである。
本来の開店時間12時を5分過ぎた時間に後から私が行ってみると、店内はすでに9割ほどの入りとなっていた。それからすぐに店内は満席。外にもたくさんの人が待っている状態となった。
「孤独のグルメ」Season2の
第1回「神奈川県川崎市新丸子のネギ肉イタメ」で放送された為もあってかもしれない。
あまりの混み合い方と、いつもよりもテンションの高いマラソン帰りの人々の大声に疲れ、2時間で外に出ることにした。やはり、三ちゃんは凄いのであった。
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活
第396回 2011年1月30日(日)
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活
第313回 2010年2月6日(土)
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活
第94回 2008年4月20日(日)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活
第59回 2007年12月23日(日)
新丸子「三ちゃん食堂」住所 神奈川県川崎市中原区新丸子733
電話 044-722-2863
定休 水曜日
営業時間 12:00~20:00
交通 東急東横線新丸子駅西口徒歩2分
ホッピー原理主義者とは?ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。
ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
コメント
居酒屋探偵DAITEN
居酒屋探偵DAITENです。
たしかに、ホッピー無いですね。
あまり面倒なことには手を出すのはおいやなのでしょうねえ。
2012/12/17 URL 編集
み
ホッピーが合うと思いますが、三ちゃんにホッピー置いてないんですよね
2012/12/16 URL 編集