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蒲田 から揚・焼とり「万平」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第517回 2013年5月22日(水) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】




※2013年5月26日 1,150,000カウント通過。感謝!

蒲田 から揚・焼とり「万平」

  ~ 紹介店400軒目は城南地区最大の酒場街「蒲田」の大衆酒場 ~


  
 
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 「酒場」に関してインターネット上に何か書きたいと考え、劇団のホームページ上に最初の文章を書いたのは2006年の夏であった。
 その後、ブログ「居酒屋探偵DAITENの生活」を作り、ホームページからブログに文章を移動した。それから足かけ8年。紹介したお店の数が400軒目となった。
 やはり、400軒目は「城南居酒屋探偵団」らしい店にしようとずっと考えていた。だとすれば、場所は城南地区最大の酒場タウン、蒲田ということになる。

 JR蒲田駅の東口駅前の横断歩道を渡り、右手に大きな喫煙所に群がる人々の背中を見て、さらに横断歩道を渡る。そして、すぐ目の前の路地に入った。そこをまっすぐに歩く。少し歩いて右手に黄色いテントが見える。入口上のその黄色いテントには、「から揚・焼とり 万平」と書いてあった。

 私が店の前に立ったのは午後7時前、満席の為、もっとも断られる時間帯であった。
 少しだけ開けてあった入口から中を覗く。そこに立っていたお店の方に人差し指1本を立てて示した。
 お店の方は店内を見廻し、少し考えている。
 「お一人、ええと・・・はい、どうぞ」

 左手の6人だけ座れるカウンター席の一番奥に通してもらえた。運がよい。
 実際、私の後に入ってきた何組かのお客さんたちは断られ、次々に入る電話にも「今、入れないんですよ」とお店の方が答えていた。何しろ、私の席の前が電話機なので、これは確かである。

 まずは、レモンサワー(380円)を頼む。厚切りレモンの入ったサワーであった。
 事前に決めていた通り、万平揚げ(110円)を2本、ポテトサラダ(400円)を一つお願いする。

 レモンサワーを飲みながらメニューを眺め、店内の様子を見ているとお店の方が夕刊紙を2部持ってきてくれた。
 「よかったら、どうぞ」と言ってくれる。
 夕刊フジの方を手に取る。やはり、帰宅時の混雑した電車の中でも読めるように工夫された、小さくて邪魔にならない夕刊紙は、混み合うお店の狭いカウンターでも読みやすい。一人客にはうれしいサービスである。夕刊フジを読むのも久しぶりだ。

 入口を入って左手のカウンターの先が広くなっていて、左手に4人テーブル、真ん中に6人テーブル、右手に6人テーブルと三つテーブルが並んでいる。 
 入ってすぐ右に2階への階段があり、2階席からお客さんたちの笑い声が聞こえた。

 まずは、ポテトサラダがやってくる。瀬戸物の小判皿の上にレタスがのって、その上にジャガイモの形を残したポテトサラダがのっている。
 次に出てきたのは万平揚げ。串に刺された鶏肉が3片、一番下にネギが一つ刺してある。これを揚げたものが万平揚げである。私にとっては、こちらの大ぶり唐揚げを一人で食べるのは無理なので、助かる1品であった。でも、しっかり2本頼んでしまった。

 レモンサワーを飲んでしまった。2杯目の飲み物は、太平山辛口冷酒(360円)を頼む。
 小さなグラスが出され、一緒に小ぶりのチロリに冷えた酒が注がれて出てくる。

 こちらのお店はから揚げと焼とりの店である。やはり、焼とりも頼む。

 「すみません、焼とりお願いします」
 「はい、どうぞ」
 「とりネギ2本と・・・焼とりは1本でもいいですか?」
 「大丈夫ですよ」
 「それじゃ、とりネギ2本、とりヒップ1本、ナンコツ1本、お願いします。」
 「ナンコツは鳥ではなく、豚ですけど、よろしいですか?」
 「はい、ヤゲンじゃないってことですね、大丈夫です」 

 店内では、席の移動は当たり前である。カウンターで飲んでいた方々のお連れが後から来たのか、奥のテーブル席が空くと、そこに移動する。
 テーブルの端の方に、お持ち帰りの焼とりが出来上がるのを待つ人が座っていた。最初は席に座って飲もうとして入ってきた人で、あまりに満席の為、お持ち帰りに切り替えたのである。
 お持ち帰りの焼とりが出来上がる直前、「今から切り替えてのみますか?」と、お店の方が聞いてあげていた。

 同じタイミングで焼かれたのか、私の串焼きたちも出てきた。とりネギ(100円)2本、とりヒップ(100円)、ナンコツ(100円)である。
 予想以上に、肉がおおぶりで美味しかった。

 3杯目は、生ビール中(480円)を頼んだ。生ビールは小、中、大と3種類ある。

 大夫お腹がいっぱいになっていた。そこに生ビールである。お腹がいっぱいになってしまったけれど、なんとか全ていただいた。

 入口辺りで待つ数人の皆さんがいる。お店の方に言われ、二階席が空くのを待っているのである。
 もし、一人客の方が待っているのなら「ここ空きますよ」と、ちょっとかっこつけさせてもらって出るのだけれど、待っているのは複数の皆さん。静かに、お店の方に御勘定をお願いして帰ることにした。

 午後6時50分から7時40分まで50分ほどの滞在。御勘定は3杯3品で2,440円であった。

 外に出る。夜の蒲田の街を抜け駅へと向かった。

 こうして、「居酒屋探偵DAITENの生活」400軒目のお店での時間は静かに過ぎた。独りで飲む楽しみを今日も味わえたのである。

 ウーロンハイならばウーロンハイ、熱燗なら熱燗という風に、1種類だけを飲み続けるようなアルコール好きの方、友人たちとの会話の為にお酒を利用する方、浮気せず決まった酒場に毎日通う方、目新しい酒場を探して酒場巡りをする方、酒飲みにもいろいろな人がいる。

 私は「酒場好き」である。しかし、うまいもの、うまい酒を探して巡っている訳ではない。
 酒場で起こる人の営み、人と人のふれあい、それを観察するのが好きなのである。
 酒場では人は無防備になり、いつもより正直になる。
 だから、酒場が面白い。




蒲田 から揚・焼とり「万平」
住所 東京都大田区蒲田5丁目19-3
電話 03-3731-1465
営業時間 17:00~23:00
定休日 日曜日
交通 JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩2分。東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩3分。



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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蒲田

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