Life of the izakaya detective DAITEN居酒屋探偵DAITENの生活 第558回 2014年5月16日(金)
【地域別】 【時間順】 【がっかり集】 ※2014年5月9日 1,280,000カウント通過。感謝! 池上 炭火焼鳥「二代目」 ~ 店名が気になって ~

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居酒屋短編小説を発表中。このブログの右カラムに作品別のリンクあります→ 東急池上線の池上駅で降りてみた。
池上駅は五反田から蒲田方面のホーム側にのみに改札口があり、蒲田から五反田方面へのホーム側には改札口がない、ふたつのホームをつなぐのは
「構内踏切」のみである(写真)。

橋を渡る為に階段を上がる必要が無いのは楽である。そして、時折やってくる私のような人間は
「味わいある光景」のように思ってしまうけれど、住んでいる方はなかなかたいへんである。
池上線は短い3両編成であり、本数を多くすることで、増加する沿線住民をなんとか運んでいるように思える。ゆえに、朝の通勤時間帯は登り14本、下り13本も電車があり、この構内踏切も
「開かずの踏切」的になってしまう時がある。さらに、五反田方面のホームの側に住んでいて、五反田方面に通勤をしている方は、通常の踏切を渡り、改札をくぐってから、また、この「構内踏切」を渡るので特にたいへんである。
蒲田方面側にしかない、前述の改札口を出ると右手へ。構内ではない踏切の方に回り込むように歩いて、その踏切を渡らず、踏切脇の道を左手に入ってみる。時間が無い為、急いで店を選ばなければならない。
この道沿いの左手には
第454回で紹介したお店もあった。その前を過ぎて、次の道にぶつかる少し手前右手に、比較的新しいお店を発見した。以前にあったお店も焼き鳥店であったと記憶している。その後に新しい焼き鳥店が出来たようである。店名は
炭火焼鳥「二代目」。店名が気になって入ってみる。
お店を正面から見ると、左手が大きな窓になっている。すだれごしに店内が見える。右手の外廊下のようになっている部分を入って、左手のドアから入るようになっている。雨の日に傘をしめたり開いたりして入りやすいかもしれない。
ドアを入り、外から中を見る。右手に8人ほどが座れるL字カウンターがあり、その中は焼き台となっている。
左側には、手前から四人テーブルと二人テーブルがあり、その後に六人テーブル、四人テーブルと続く。
奥の右手は調理場。左手の一番奥にはトイレがあるようだ。
店内入口近くのテーブルに男女3名、カウンター入口近くに男性1人の先客の方々。
お店の方は、マスターと若い女性2人。
カウンター席の一番奥から2番目に座った。調理場手前の高い壁に巨大液晶テレビがあった。
最初に注文したのは、
酎ハイ(350円)と
新玉オニスラ(380円)である。
池上ハイボールというものもあったけれど、焼酎ではなく、ウイスキーのハイボールとのことなのでやめた。
「焼き物お願いします」と言って、
ねぎま(120円)、
ハツ(120円)、
ボンジリ(120円)を注文した。
ちょっと、塩が強いけれど美味しい。私は塩に敏感な質なのど、基準にはならないかもしれない。
メニューを見る。メニューを細かく見るのが好きである。
席料300円が必要とのこと。お通しとして、オクラと和えたソーメンが付いてきた。
2杯目は、
芋焼酎一刻者お湯割り(450円)を選ぶ。最近は炭酸ものを少し減らして、お湯割りにしようと考えている。冷房の効いた店内ならば夏でもお湯割りが良い。身体を冷やさない為である。
最初の1人客の方が帰ってすぐに、
お祭りのはっぴを着た方々お二人が入ってきて、同じ場所に座られた。5月16日から18日は浅草の
三社祭である。その帰りであろうか。
新タマネギ、焼き鳥と食べて、もう1品頼もうと思う。最初に聞いてみた
牛すじネギごま(350円)は今日は無いとのこと。そこで、
牛モツ煮(380円)を代わりに頼んだ。
ハチノスと豆腐とコンニャクの煮込みであった。ハチノスは牛の第2胃である。最近は洋食系のお店では
トリッパという呼び名で扱われている。
さらにカップルの方々が入ってきた。外の窓が大きく。スダレごしに外から中の様子が見えるので入り易いに違いない。
3杯目も炭酸系をさけて、
トマト割り(350円)にする。いつもの
締めの「トマト割り」である。
全体に若い雰囲気。トイレに行ってみる。お客さんからのメッセージが貼ってあったりする。よく見る光景である。
しかし、そこに書いてあったお店からのお願いが秀逸であった。ここまではっきり書いてあるのは珍しい。
基本的に私は賛成である。
巨大液晶テレビのサイズが気になってマスターに聞いてみた。
52インチもあるとのこと。野球やサッカー中継の時は盛り上がるにちがいない。
午後7時10分から8時まで50分ほどの滞在。お勘定は合計2719円。消費税8パーセントを含む。
全体的に感じの良いお店である。
出来るだけ古い店、味わいある店、新しくても店の感じが古典酒場的なお店ばかり探して街を歩いている。
しかし、時折、こういう新しいタイプのお店に入ってみるのも良いかもしれない。
店名が気になって入ったのに、
「二代目」の意味を聞かず、巨大液晶テレビのサイズなど聞いてしまう。
また、来てみよう。その時に聞いてみれば良いのである。
池上 炭火焼鳥「二代目」住所 東京都大田区池上6-6-8
電話 03-3753-8845
定休 月曜日
営業時間 平日17:00~25:00
交通 東急池上線池上駅下車徒歩1分。
ホッピー原理主義者とは?ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。
ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」は
こちら。
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