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渋谷「とりすみ」

居酒屋探偵DAITENの生活 第55回  2007年12月7日(金)   【地域別】  【時間順】


渋谷「とりすみ」

 SAKURAと、SAPメンバーの創間元哉君と3人で「芝居」を見た帰りである。明朝早く活動しなければならない予定があり、本当は早く帰るつもりであったのだが、渋谷で少しだけ呑みたいということに、やはりなってしまった。

 もう、午後10時半を回っている。時間を短く、軽く呑むのに良い店、しかも帰りを考えて駅のすぐ近くが良い。この条件にぴったりの店はすぐに頭に浮かんだ。京王井の頭線西口改札から徒歩1分。改札を出て左手へ、すぐ目の前の駅脇の道ではなく、二本目の路地を右に入った右側にある。この路地は奥でL字形に右に曲り、すぐに駅脇の道に出るようになっている。京王井の頭線西口改札に近い地域は本当に、「親父たち」の為に残された最後の聖地である。

 店の名前は「とりすみ」という。何回も来たことがあるが、今までブログに書くことがなかった店である。店名が「とりすみ」でも焼き鳥屋ではない。鳥料理に力を入れている訳でもない。名物は缶詰と魚肉ソーセージである。
 中に入ると、右手に四人掛けのテーブルが二つ、どちらも満席である。その奥右手にカウンターがあり、6人ほどが座れるようになっている。さらに奥に三方を壁に囲まれた「小上がり」があり、テーブル一つに5人ほど座れるようになっている。

 カウンターの真ん中に座っていたお客さんが右にずれてくれ、私たち3人はカウンター奥に3人並ぶことが出来た。やはり、ホッピー(510円)を3つ、SAKURAは氷あり、私と創間君は氷ナシでお願いする。やってきたホッピーで乾杯。焼酎とホッピーが冷えている2冷。ちゃんとホッピージョッキであることがうれしい。焼酎の量は上の星印であるから90CCである。価格は510円と高い。私は小さなグラスをもらい、焼酎を半分に減らして1本目のホッピーを投入した。創間君も真似をしている。

 つまみは、大根漬け(280円)、エシャレット(380円)、トマト(330円)をお願いする。
この店はつまみの価格が手頃である。カウンターには缶詰が並んでいる。暖めてもらって食べるのである。店内はやはりサラリーマン率が高かった。
 早い時間は会社帰りに軽く飲むサラリーマンが多い。そして、どこかで飲んだ後、一軒目でかなり飲んでしまい、予算も使ってしまったお父さん、お兄さんが「もう1軒」と言いながら、ふらふらとたどり着く、そんな店である。また、女性の1人客を見かけることも多い。地域性だろうか。

 私は2本目のホッピー(=外)をもらい、残してあったグラスの焼酎(=中)を少しジョッキに入れて、後からホッピーを投入。「外1中2」の逆を行く、「中1外2」である。ホッピーの「味」が好きな私は、「中1外3」とか、さらに「中0外1」なんて飲み方までしてしまう時もある。この飲み方ならば、ホッピーで悪酔いすることは無いのである。また、ホッピービバレッジさんの売上に貢献してしまった(笑)。その様子を見て、創間君も真似をしている。
 さらに、このお店の名物料理。魚肉ソーセージエッグ(400円)を頼んだ。魚肉ソーセージで作った目玉焼きである。これがうまい。たしかに家でも簡単に出来る一品である。缶詰だって、スーパーで買った方が安い。でも、ここで食べるのがうまいのである。そんな店があっても良いのではないだろうか。

 最後に、私と創間君はレモンハイ(380円)を頼んだ。業界の噂話、将来上演したい演目の話、キャスティング等、話は尽きない。「演劇業界」の話にネタは尽きないのである。
 本当は早く帰るつもりが、あっという間に1時間半が過ぎ、午前0時を過ぎてしまった。お勘定をお願いする。3人で4,810円であった。


渋谷 居酒屋「とりすみ」
東京都渋谷区道玄坂2-7-6
電話 03-3464-8220
京王井の頭線渋谷駅徒歩1分
定休日 無休 営業時間18:00~25:00


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


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